・土屋太鳳、池田エライザほか、『トリガール!』初日舞台挨拶フォトギャラリー
本作は鳥人間コンテストをテーマにした中村航の小説を、映画『ヒロイン失格』の英監督が映画化。何事にも流されるままに人生を送ってきたゆきな(土屋)が、先輩の高橋(高杉)から「いい体してるね」と声をかけられたことにより、人力飛行サークルのパイロットになるために奮闘していく姿をコミカルに描いた青春ストーリーだ。
土屋は涼しげなシースルーのドレスで登場すると「すごく深い夏でした」と昨夏の撮影を振り返る。さらに「英組は、格好良くておもしろく、プロとして魅力的な毒を持ち合わせていて最高なんです」と笑顔を見せると「誠実な緊張感もあいまって、土屋太鳳は解き放たれました」と完全燃焼宣言!
土屋のスピーチを隣で聞いていた間宮は「夏を“深い”と表現するのは新しい」と劇中同様、鋭い突っ込みを見せると「本当に楽しい現場でした。好き勝手にアドリブなどを入れさせていただいたのですが、その都度、太鳳の反応が新鮮で生き生きしていました。心よりも肌で感じるような映画になればいいなと思っていましたが、理想的な作品になったと思います」と映画のデキに太鼓判を押していた。
個性的なキャラクターがスクリーンを縦横無尽に駆け巡るが、英監督は「間宮くんとか矢本(悠馬)くんとか勝手になんでもやってしまうので、あんまり演出したことを覚えていないんです。太鳳ちゃんもそれに引っ張られるし、真面目なのは真宙くんぐらい」とぼやき節。しかし、間宮は「現場の楽しい雰囲気は、英監督の空気感なんです」と敬意を表すると「泣かせにいっていないのに、笑い泣きできる健康的な映画です」と作品をアピール。
英監督も「『関ヶ原』や『ワンダーウーマン』よりイイよってみんなに伝えてください」と強力ライバルを引き合いに出し、作品を宣伝していた。
(text&photo:磯部正和)
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