藤井七段が深浦九段下す＝将棋・王座戦

将棋・王座戦の挑戦者決定トーナメントで深浦康市九段に勝ち、感想戦で対局を振り返る藤井聡太七段＝２２日午後、東京都渋谷区の将棋会館

　将棋の最年少棋士、藤井聡太七段（１５）が２２日、東京都内で指された第６６期王座戦の挑戦者決定トーナメント準々決勝で深浦康市九段（４６）に１２０手で勝ち、今年度の戦績を８戦全勝に伸ばした。
　タイトル初挑戦まであと２勝とした藤井七段は「ここまで来られたので、次の対局も全力を尽くしたい」と話した。
　深浦九段は２００７～０９年度に王位を３連覇し、名人戦順位戦ランキングでは最上位のＡ級に所属する強豪棋士。昨年１２月の叡王戦本戦では藤井七段（当時四段）を破っていた。
　藤井七段の次の対局は２５日の竜王戦決勝トーナメント１回戦で、相手はこれまで３戦全勝している都成竜馬五段（２８）。（2018/06/22-22:30）

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