たけし、大河で志ん生役に「オファーが来た時は、うれしくて仕方なかった」 - Crune Blogs

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2017年11月30日木曜日

たけし、大河で志ん生役に「オファーが来た時は、うれしくて仕方なかった」

 2019年のNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」の新キャスト発表会見が29日、都内の同局で行われ、タレントのビートたけし(70)ら7人が登壇した。たけしの大河出演は03年「武蔵―MUSASHI―」(新免無二斎役)以来16年ぶり2度目となる。

 ドラマは主演を中村勘九郎(36)と阿部サダヲ(47)が務め、1909年から64年の東京五輪開催までの激動の55年間を描く。たけしが演じるのは明治後期から昭和にかけて活躍し「落語の神様」と呼ばれた古今亭志ん生。日常シーンを演じながら、副題の架空の落語「東京オリムピック噺」を高座で語り、物語を進行する重要な役どころだ。

 たけしは幼少期から志ん生の落語を聞いて育ったといい、「オファーが来た時は、うれしくて仕方なかった」。志ん生を語る時は真顔で「志ん生さんが脳梗塞で倒れる前後に末広亭で親と見たことがあり、今でも全盛期のDVDを持っている」と明かし、「国宝のようで、落語界で一番尊敬する人」と話した。

 立川談春にあやかった「立川梅春」の高座名を持つたけしは「久々に夜中に落語をやったりして頑張っています」と告白し、「(志ん生と自分の)腕の違いはつくづく感じますが、雰囲気はよく分かる」。若き日の志ん生を演じる森山未來(33)には、「俺になるんだから『ダンカン、ばか野郎』と言っとけばいい」と珍アドバイスを送った。

 脚本の宮藤官九郎(47)は、北野武監督名義の映画「キッズ・リターン」(96年)に出演し、かつては「たけし軍団」入りを考えたというほどの“たけしファン”。2人の夢コラボに期待が高まるが、たけしは「(うまくいかなかった場合は)官九郎さんのせいです」と笑わせた。

 撮影は来年4月から1年半行われる予定。

 ◆5代目古今亭志ん生(ここんてい・しんしょう)1890年、旧東京市神田区(現・千代田区)生まれ。1907年に橘家円喬に入門。21年に真打ち昇進。戦後、寄席とラジオで爆発的人気を呼び、文楽、円生らと並んで「昭和の大名人」とも称された。61年に脳出血で倒れた。最後の高座は68年。73年死去。次男は3代目古今亭志ん朝(故人)。

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