「悲しくてやりきれない」などのヒット曲を出した「ザ・フォーク・クルセダーズ」の元メンバーで歌手のはしだのりひこ(本名端田宣彦)さんが2日午前1時16分、パーキンソン病のため京都市内の病院で死去した。72歳だった。葬儀は6日正午から同市伏見区深草下横縄町25のセレマ稲荷シティホールで。喪主は長男篤人(あつひと)さん。
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京都市出身。加藤和彦さん、きたやまおさむさんらが結成したクルセダーズに1967年参加。プロデビュー曲「帰って来たヨッパライ」はミリオンヒットを記録した。
翌年、クルセダーズが解散すると「はしだのりひことシューベルツ」を結成、ヒット曲「風」は音楽の教科書にも採用された。その後も「はしだのりひことクライマックス」で「花嫁」を発表、NHK紅白歌合戦に出場した。
関係者によると、約10年前から闘病生活を送っていたが、4月に京都市で開かれた音楽イベントには車いすで姿を見せた。 (2017/12/02-18:56)
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