よっちゃんイカ値上げ、当たりもなくなる イカ不漁で

　「よっちゃんイカ」の愛称で駄菓子屋やスーパーで人気の「カットよっちゃん」が、６月から実質値上げされる。原料のイカが不漁で価格が高騰したため。袋の裏に「あたり」があればもう１袋もらえる「当り付き」の販売は５月３１日で打ち切る。「よっちゃん食品工業」（山梨県中央市）がホームページで明らかにした。

　「カットよっちゃん」は一口大のいかとシート状の魚肉を酢漬けにした商品で１９７７年発売。数年前からイカの不漁が続いているため、１０グラム入りと２５グラム入り（希望小売価格３０円、６０円）の販売をやめ、１５グラム入り（同５０円）に統一する。１１～３８％の実質値上げとなる。「当り付き」（１０グラム入り、同３０円）は姿を消す。（佐藤亜季）

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