西郷輝彦がん再発、6年前に前立腺全摘出も公表せず - Crune Blogs

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2017年12月1日金曜日

西郷輝彦がん再発、6年前に前立腺全摘出も公表せず

 歌手で俳優の西郷輝彦(70)が30日、がんが再発したため、来春まで治療を最優先すると所属事務所を通じて発表した。西郷は6年前に前立腺がんと診断され、全摘出手術を受けていたことも公表した。来年3月の博多座公演「舞妓はレディ」(4~20日)は降板する。

 西郷はこの日、報道各社に直筆署名入りの文書を送付。6年前の手術後は経過も良く仕事を続けてきたが、先月に体調不良を訴えて病院で検査。「再びがんが発覚し医師と相談したところ、来年の春先位まで治療を最優先にすべきとのご指導を頂きました」と明らかにした。事務所担当者は「前立腺がんの再発です」としている。

 6年前のがん手術について西郷は「周囲に迷惑をかけたくない」との意向で事務所関係者にも伝えてなかった。10月18日の都内の単独ライブでは昼夜2回公演を開催。甘い歌声でファンを沸かせたが、当時から体調不良が深刻だったという。現在は通院治療しながら自宅療養している。

 「舞妓―」は約1か月間の長丁場とあり、「現状の体力では完遂が厳しいこと、何よりも博多座様及び共演者様、そしてお客様にご 迷惑をお掛けしてしまうと判断し、公演を降板させて頂くことになりました」とした。代役は俳優の辰巳琢郎(59)が務める。

 現時点で決まっている仕事は体調を考慮しながら続ける意向で、12月16日の平塚、同23日の東京でのディナーショーは予定通り行う。「一日も早く皆様の前に、完全復活した姿で、歌と芝居のパフォーマンスをご披露できるよう、心して病と向き合う所存でございます」と決意を記した。

 ◆西郷 輝彦(さいごう・てるひこ)1947年2月5日、鹿児島県生まれ。70歳。64年「君だけを」で歌手デビュー。同年日本レコード大賞新人賞、NHK紅白歌合戦に初出場(通算10回)。「星のフラメンコ」などヒット曲を連発。橋幸夫、舟木一夫と共に「御三家」と呼ばれた。75~81年TBS系「江戸を斬る」(遠山金四郎役)など俳優としても活躍。72年にタレント・辺見マリと結婚。女優・辺見えみりら2児をもうけたが、81年離婚。90年に元秘書の女性と再婚し、3児をもうけた。

 ◆前立腺がん 前立腺は男性特有の臓器で、尿道の周囲にある。精液を分泌する。日本泌尿器科学会による最新の「診療ガイドライン」によると、前立腺がんの国内の年間罹患数は約4万2000人(2006年)。医療ジャーナリストの東栄一氏は「胃がんや肺がんなどに比べて深刻度は低いですが、がんは術後5年を完治の目安とするので、6年後の再発はやや気掛かりです」と話した。

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