有村架純&國村隼が
肥薩おれんじ鉄道の運転士に
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[映画.com ニュース] 鉄道に関わる人々の人生をつづる「RAILWAYS」シリーズの新作「かぞくいろ」の製作が決定し、有村架純の主演で2018年に公開されることがわかった。有村が鉄道運転士を目指す女性・晶に扮し、國村隼が晶の義父・節夫を演じる。今作の舞台は、九州の肥薩おれんじ鉄道。「バースデーカード」「江ノ島プリズム」の吉田康弘監督がメガホンをとる。
映画「RAILWAYS」は、地方のローカル線を舞台に、その地で生きる人々の人生、人と人とのつながりを描くシリーズ。10年5月に中井貴一主演の第1弾「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」、11年12月に三浦友和が主演を務めた第2弾「RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ」が公開された。
第3弾となる今作は再出発をテーマに、家族と鉄道の物語を紡ぐ。主人公・晶は、夫の修平、その連れ子の駿也とともに幸せに暮らしていたが、突然、修平が他界。若くしてシングルマザーになった晶は、鹿児島で暮らす義父・節夫を訪ねたことを機に、節夫と同じ肥薩おれんじ鉄道の運転士になる。最愛の家族を失った3人が、それぞれの問題に直面しながらも、自分たちなりの“家族の形”を模索していく。
今作の舞台となる肥薩おれんじ鉄道
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シリーズ初の女性運転士・晶役の有村は「私もまだ未経験であるシングルマザーという役どころですが、彼女の努力や気持ちに寄り添えるように、キャスト、スタッフの皆さんの力をお借りしながら、頑張りたいと思います。素晴らしい温かい作品にしたいです」と意気込みを話す。一方の國村は、「久し振りの有村くんも居ますし、久し振りの鹿児島の地ですし、温泉と芋焼酎のパワーも借りていい作品になるよう頑張って参ります」と撮影が待ちきれない様子だ。
吉田監督は、「血の繋がりだけじゃない、新しい家族のカタチを提示することができたらと思っています。有村架純さんと國村隼さんが運転台に並ぶ姿が今から楽しみです」と期待を寄せる。プロデューサーの阿部秀司氏は、「今回の舞台は全国各地の候補地の中から鹿児島の『肥薩おれんじ鉄道』を選びました。今作は『女性運転士』を主人公に、いくつもの分岐したレールがやがて一本のレールにまとまるという、新しい家族の誕生物語です。今までとは少し趣の異なる作品をご期待ください」とコメントを寄せている。
「かぞくいろ」は18年1月にクランクイン、2月にクランクアップ予定。
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