経済評論家の勝間和代氏が28日、渋谷区の同性パートナー制度第1号で話題になった増原裕子氏と交際していると公表した。勝間氏の同性愛告白に、ネットでは祝福や称賛の声が相次いでいる。
「人生で最大の勇気が必要」だったという勝間和代氏の告白は、ネットメディア「BuzzFeed」に掲載。同性愛に対する思いや増原氏との出会い、カミングアウトに至った経緯が記されている。勝間氏は、「高校のときも、大学のときも、女の子を好きになる感覚」があったが、ダメなこととして「気持ちに蓋」をして生きてきたという。しかし、高校の後輩にあたる増原氏と出会い、「レズビアンであることを公表し、堂々と生きる」姿に「気がつけば惹かれていた」と振り返っている。その後、増原氏はかつてのパートナーと「離婚」。勝間氏は2018年1月に気持ちを打ち明け、一緒に暮らし始めた。
勝間氏は、「LGBTのカミングアウトには勇気がいる。それこそが、偏見や差別が残っている証」だが、「同性愛は異常でもない。普通という概念を広げよう」と言いたいとしている。また、LGBTをカミングアウトできない当事者に向けて「仲間はたくさんいるんだよ」とメッセージを贈っている。
カミングアウトし、パートナーとの生き生きとした2ショットを披露した勝間に、Twitterには祝福の声が相次いでいる。乙武洋匡氏は「早く“渾身の”なんて意気込むことなく、さらりと自然体で周囲に伝えられる社会にしていきたいですよね」とコメント。人気ブロガー・はあちゅう氏は、「社会が変わる大きな一歩だ。影響力の大きい勝間さんだからインパクトがある。みんなが、愛する人のことを堂々と語れる社会になるといいね」とし、津田大介氏は「2人で映っている写真がとてもステキだと思う。こうやって少しずつ社会は変わっていくのだろう」と祝福した。また、元NHKアナウンサーの堀潤氏は「ありふれた日常の一コマに」、茂木健一郎氏は「それぞれの個性を育み、花咲かせる自由が、さらに世の中にあふれますように」と綴っている。
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