俳優池畑慎之介で歌手のピーター(65)が21日、日本テレビ系情報番組「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜午後1時55分)に生出演し、この日午前、ファクスで発表した休養宣言の理由を初めて、自身の口で話した。

 緑のトップスにオーバーオール姿で出演し、「50年間1度も休んでいなかった。16歳から決められたスケジュールをやってきたので、今後をじっくり考える時間として1、2年ほしいと思った」と話した。「還暦を過ぎた時期から、感謝を含めて考えていた」とし、「今年66歳になるので、(立ち止まって考えるのは)今しかできない。何をしたらいいかがわからないから、それを見極める1、2年にしたい」と訴えた。

 司会宮根誠司(55)から「戻ってこないことは、ないよね」と聞かれ、「それはない。芸能が好きだから。池畑慎之介として帰ってきます」と明言した。「ピーター」の看板を下ろし、「池畑慎之介」としての再スタートするための休養を強調した。「本当は池畑慎之介として演歌をやりたい。本当は演歌人間なのよ」と胸の内を吐露した。

 この日午前、所属事務所を通じてマスコミ各社に自筆のファクスを送信した。それによると、今年秋で50周年を迎えることもあり「2018年いっぱいで『ピーター』のぬいぐるみを脱がせていただくことにしました」「来年から1~2年休養させてもらいパワー充電をしたいと思っています」としていた。休養期間中は、ヨーロッパ旅行や英語の勉強など自由な時間を過ごすという。文末は「普通のオジサンに戻りたい!?」と締めくくっていた。