和歌山県田辺市の実業家、野崎幸助氏(77)が自宅で急死し、遺体から大量の覚醒剤成分が検出された件で
和歌山県田辺市の実業家、野崎幸助氏(77)が自宅で急死し、遺体から大量の覚醒剤成分が検出された件では、和歌山県警が死亡に至る経緯について捜査を進めている。野崎氏は、2016年12月に著書『紀州のドン・ファン 美女4000人に30億円を貢いだ男』を出版したことで話題となり、多くの女性との交際を公言していた人物だ。
野崎氏は今年2月に55歳年下の自称モデル・Sさんと結婚したことをメディアで公表していたが、Sさんの故郷に記者が訪れると、意外な事実が判明した。
札幌市中心部の住宅街に住むSさんの父親は「なんだかよくわかんないから」と語るのみ。隣に住む祖母に聞くと、結婚した事実さえ知らなかったと明かしたのである。以下、一問一答だ。
──Sさんというお孫さんがいますよね?
「ええ。それがなんですか?」
──札幌では美容専門学校に通っていたそうですが。
「はい、そうです」
──今年結婚しましたよね。
「そうなんですか? 知りません」
──東京に出て、結婚して今は和歌山にいますよね。
「結婚? してないと思いますよ。和歌山もわかりません。私は何にもわかりません」
美容専門学校の同級生も、「明るくて、前向きな人ですね。美容師にならなかったのは、自分に合わないことが分かったからだと思います。自分にもっと合った道を見つけたからではないでしょうか。結婚? 知りません」と語った。
なぜ親族にさえ結婚を報告しなかったのかはわからない。警察は、野崎氏の死亡についてこの22歳の妻・Sさんからも事情を聞いている。
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