富士急行は9日、富士急ハイランド(山梨県富士吉田市)で7月中旬から、入園料を無料化すると発表した。今月下旬にも実施日を決定する。富士五湖エリアを訪れる観光客が好みのアトラクションや食事などを選んで、短時間でも気楽に楽しめるようにする。
富士急行によると、無料化される入園料は現在、中学生以上が1500円。入園とアトラクションがセットの「フリーパス」(大学生以上が5700円)は、同料金で継続する。
富士急ハイランドは絶叫マシンなどを目的に、国内外から多数の来客を集める人気施設。年間利用者数は周辺のホテルなどを含め約230万人。富士急行は「毎年、微増の傾向にある」としている。
一方、同社は富士五湖エリア全体の集客数を約2千万人と見込んでいる。無料化により、富士急ハイランドを目的とする“ファン”に加え、一般の観光客の入園を促す。無料化によって「富士五湖周辺の観光と自由に組み合わせれば、楽しみ方の幅が広まる」としている。
将来的には、富士急ハイランドを富士五湖や富士山五合目などをめぐる起点とし、「モノ、情報、人が集まる“富士山観光のハブ(拠点)”」を目指す。
山梨県が主要施設を対象にまとめた平成28年の「観光入込客統計調査」でも、「富士・東部エリア」の来訪者は約1508万人(前年比1.4%増)。近年は訪日外国人の増加で、5年前の約1.5倍の水準となっている。
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