歌手の浜崎あゆみさんが5月6日、東京・代々木公園野外ステージで行われたイベント「東京レインボープライド2018」で自身初のフリーライブを開催した。
ステージの外にも多くのファンが詰めかけ、スタッフが「押さないでください」「止まらないでください」と呼びかける中、予定よりも約20分遅れて"あゆコール"を受けて登場した。
冒頭、3曲をメドレーで歌い上げた浜崎は、「あまりこういう機会もないので、こうしてお誘いいただけたことがとても光栄なんですけど、ここにはたくさんの仲間たちもいるし、知り合いの姉さんたちもいます」と告白。
浜崎さんは約20年前のデビュー当時、生きるのがつらくなって悩んだときに、ゲイタウンである東京・新宿2丁目に通ったことを明かした。
オリコンニュースによると、国内でのLGBTQをめぐる状況について「まだまだ日本はコンサバティブ(保守的)ですから、マイノリティが、社会的弱者というイメージが拭えないという部分はあります。でも、マジョリティが勝ち組で正しいということはないと私は思っています」などと打ち明け、以下のように語ったという。
「生きるのに肩身が狭くなったり諦めたりする瞬間があると思いますが、この日のことを思い出してください。ずっとずっと自分に誇りを持って、進み続けていってほしいと思っています」
「私もマイノリティのひとりとして、みなさんと一緒にこれからも一緒に歩ませていただきたいと思っています」
浜崎さんは「Boys&Girls」など7曲を歌い上げた。
観客席でライブを鑑賞した、一般社団法人fair代表理事でオープンリーゲイの松岡宗嗣さんは、浜崎さんについて「(自分のことを)マイノリティって言いきれるのがすごいと思いました。味方である、一緒に歩んでいくという姿勢が本当に素晴らしいなと思いました」と感想を語った。
5〜6日のプライドフェスティバルでは、会場の来場者数が2日間での
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