これまで隔週で大阪の同局本社に戻り収録してきた、同グループにとっては最長の冠番組。“師匠”や“へびおじさん”、“たこ焼きマン”といった番組内で生まれた名物キャラクターをはじめ、“さかなさかな”、“ひき肉ダンス”など数々の名シーンを生み出していった7人の成長の軌跡を、VTRと特製の年表で振り返っていく。このために制作されたVTRはスタッフが11年分の合計557回のオンエアを改めて全部確認し、選りすぐりの名場面をピックアップ。当時の思い出、裏話などが満載の7人体制の同番組集大成となっている。
25日に行われた収録ではVTRや年表を見ながら進行。錦戸亮が「俺らのアルバムみたいな感じやん!」、大倉忠義が「珍しいな。ジャニ勉が僕らのことを褒めてくれるなんて(笑)。11年間ムチャぶりされ続けてきたな」と、しみじみ感心する一方で渋谷は「ハハハ! ちょっとこういうの恥ずかしいな(笑)。すげ~な! おもろ~!!」とすっかり楽しんだ様子。
村上信五が「スタッフ! もっとええとこあったはずやろ(笑)」と付き合いが長いゆえの愛あるダメ出しをすれば、横山が「村上さん、過去VTR見たら髪の毛遊んでる(笑)」と指摘。渋谷が「ゆるいパーマあてとった(笑)」と乗っかると、村上が「たしかに、俺遊んでる~(笑)。髪、そよがせとった(笑)」と盛り上がる場面も。丸山隆平は「400回の箱根ロケでは、僕とヤスで山田(丸山&安田のコンビ名)のギャグやったね!」と振り返り、安田章大は「2/∞で亮と行ったロケきっかけでハマるものを見つけて。ロケに行かせてもらってありがとう!」などと口々に思い出があふれ出していた。
渋谷にとって同局とのつながりは長く、ジャニーズ事務所に1996年に入所した翌年の1997年にスタートした『Kanjani Knight』に出演。そして2002年には『J3KANSAI』の番組内で、関ジャニ∞を結成。その後『ほんじゃに!』を経て、2007年に『関ジャニ∞のジャニ勉』がスタート。収録の前には「最後のスタジオ収録では、ジャニ勉らしく、関ジャニ∞らしくできたらな~って思っています。ま…ひとり一人とチューはしたいなと思ってるんですけどね(笑)。最後は。ひとり一人とね(笑)。ちょっと色んな思いを込めて(笑)。それぐらいの気持ちで(笑)」と“ホーム”に帰ってすっかりリラックスしていた渋谷。
「やっぱり特別というか。テレビ局の実家感みたいな。安心感とか、やっぱり長年やらしてもらってるからこその空気感がずごくある」と同番組への想い入れを語る渋谷は「でも、なんか、それだけじゃない…常に、その時の自分らを、ちゃんと成長してるかというか、厳しく見て下さってるような事も感じるから。それってもう愛情でしかないと思うし。そこに対して自分らに何ができるかって常に。育てて頂いている…そういう気持ちに対して、僕らが何をお返しできるかっていうような事をずっとさせてもらっていたので。ホントにありがたい、大事な場ですよね」とその深い関係性を改めて実感していた。
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