嵐・二宮和也が主演のドラマ『ブラックペアン』(TBS系)が6月24日に最終回を迎え、平均視聴率18.6%(ビデオリサーチ調べ/関東地区、以下同)を記録。視聴者からは「いい終わり方だった」「ドラマは録画ばかりだけど、ひさびさにリアルタイムで全部見ました!」と好評の声が相次いだ。しかし一方で、ストーリー展開に「壮大な医療コントだったね」といったツッコミの声も上がっている。
同ドラマの主人公は、天才的な手技を持つ外科医・渡海征司郎(二宮)。出世に興味のない一匹狼の渡海が、嫉妬うずまく大学病院という巨大な組織に真っ向から立ち向かい、最新医療機器の導入をめぐるさまざまな不正や目論見を暴いていく。
最終回である第10話では、倒れた佐伯教授(内野聖陽)の応急処置を渡海が担当。完治させるための再手術を行う条件として、飯沼達次(山本亨)の居場所を明らかにするよう佐伯に求めるといったストーリーが展開された。
「二宮がダークヒーローを演じるということで話題だった同作は、初回に13.7%の好視聴率を記録。第9話では16.2%にまで推移し、最終回は自己最高の18.6%を記録しました。初回から見続けたという視聴者も多く、SNSなどからは『今クール1番お気に入りのドラマだった!』『最後までハラハラドキドキでした。本当に面白いドラマをありがとうございます!』『一話から最終話まで見続けたけど、リアルな手術シーンや出演者の演技のうまさもあって、毎週引き込まれてました』などの声が続出しています」(芸能ライター)
最終回を迎えたことで“渡海ロス”が巻き起こっている同作には、「続編あったら見たいわ」「スピンオフでもいいので続編を希望します!」といった声も続出。しかし好意的な声だけでなく、ストーリー展開や演出にツッコミの声も上がっている。
「最終回終了後、SNSなどには『ブラックペアンを、真面目で真摯な医療ドラマだと思い込んでいたのは一生の不覚。病院が舞台のコント番組と思って見ていれば良かったんだ』『毎回同じ展開で、3カ月かけたコントでしたね』などの声も続出しました。というのも、作中ではありえないような医療ミスが連発し、その度に渡海が登場してピンチを救うといったストーリー展開が多かったからでしょう。この展開を『安定の水戸黄門ドラマ』などと、たとえる意見も多くみられました」(同)
マンネリ展開との声もあった同作だが、全話平均14.3%は今期の民放連続ドラマで1位の数字。この結果は成功と言えるのだろうか。
「これまで今期の平均視聴率は、V6・井ノ原快彦が主演を務めた『特捜9』(テレビ朝日系)の14.0%が1位でしたが、『ブラックペアン』が抜き去る結果に。ですが、前クールの同枠では嵐の松本潤が主演を務めた『99.9 -刑事専門弁護士- SEASONⅡ』(TBS系)が放送され、全話平均17.6%を記録しています。また、同じくジャニーズの木村拓哉は前クールの『BG ~身辺警護人~』(テレビ朝日系)で主演を務めており、こちらは全話平均15.2%。好評の『ブラックペアン』でしたが、製作側はもうちょっと数字が伸びると予想していたのではないでしょうか」(同)
7月からのTBS系午後9時枠は、 松本穂香が主演を務める『この世界の片隅に』が放送される。原作漫画とアニメ映画が共に大ヒットした同作だが、ドラマも大ヒットに導けるのだろうか。
続きを読みます http://www.cyzowoman.com/2018/06/post_190986_1.html
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