18日に亡くなった俳優、常田富士男(ときた・ふじお)氏とテレビ番組「まんが日本昔ばなし」で語り手を務めた女優、市原悦子さんは、次のようなコメントを発表した。
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(常田さんの)おうちにはサルがいるし、犬がいるし、猫がいるしね。鶏がいるし、蛇がいるし。もういろんな動物が、あの小高い木の間に生きてるんですね。
そういうおうちの話を聞くと、まるで昔話を聞いているようでね。お仕事が始まる前の楽しいだんらんの時間を過ごしてから、「世の中が悪いね」とか、「幸せってなんだろうね」とか、そんな話を真面目にプロデューサーと演出家と常田さんと私とで、だいたい40分くらいはして、「じゃ、そろそろ行きますか」というわけで(「まんが日本昔ばなし」の)録音に入るんです。
その中のある一つ。たくさんあるのよ、(その中の)ある一つ。撮影所で常田さんが乗り物に乗って事故を起こしたんですって。「そぉー!」ってびっくりして「どうしたの?」って言ったら、同じ時間に家の庭の木からサルが落ちて死んだって。「僕の身代わりになってくれた」って言ってました。そして「自分はけがをしなくて済んだ」って。偶然なのかもしれないけれど、そういう何かがとりついていたようなおじいさんでしたねえ。
続きを読みます http://www.sankei.com/life/news/180719/lif1807190025-n1.html
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