俳優や舞踊家、歌手として多彩に活躍した朝丘雪路さんが82歳で亡くなった。夫で俳優の津川雅彦さん(78)が20日、東京都内で報道陣の取材に応じ、朝丘さんへの思いを語った。
体調が優れないといい、イスに座り、小声で報道陣の質問に答えた。
2人は一時期別居していたが、アルツハイマー型認知症になった朝丘さんを支えるため、3~4年前から一緒に暮らしていたという。「深い話は勘弁して下さい」と、詳しい病状や最期の場面について、多くは語らなかった。自宅でみとり、安らかな表情だったという。
介護生活を振り返ってという質問に、「僕が先に死んで、彼女を残すよりはいい結果になりました」と話した。
結婚生活については、「悔いはいっぱいあります。思い出せないくらいいっぱいある」などと語った。冒頭に「感謝」という言葉を繰り返した意味を問われると、「あらゆること全てです」と答えて、独特の表現を交えて続けた。「娘を産んだこと、僕より先に死んでくれたことも含めて感謝だらけです」(湊彬子)
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