安倍晋三首相が元ＳＭＡＰ・香取慎吾さんらの作品を鑑賞 「芸術こそ多様性だ」

　安倍晋三首相は３０日午前、東京都内で開かれている障害者の芸術文化支援を目的とした日本財団主催のアート企画展「ミュージアム・オブ・トゥギャザー」を訪れ、絵画２点を出展した元ＳＭＡＰの香取慎吾さんらの案内で作品を鑑賞した。

　安倍首相は、香取さんの作品を見ながら「色使いが独特だ」と感想を述べた。鑑賞後は記者団に「芸術こそダイバーシティ（多様性）だという思いになった。それぞれの多様性、個性を生かしたもの、その感性が芸術として展示されている」と語った。

　企画展は東京都港区南青山のスパイラルガーデンで３１日まで開かれる。入場は無料。香取さんのほか、障害者や現代美術家ら２３の個人・団体の作品約５００点が展示されている。

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