コント日本一を決める「キングオブコント2017」の決勝戦が1日、東京・赤坂のTBSで行われ、結成13年目で2年連続2回目の決勝進出となった「かまいたち」が2447組の中から10代目王者となった。
決勝進出10組から2点差の2位で1回戦を通過すると、上位5組による優勝決定戦で大爆笑をとって、1位通過の「にゃんこスター」に、14点差をつけて逆転優勝した。賞金1000万円の目録とトロフィーを受け取った。
関西ではレギュラー8本の売れっ子だが、全国的には知名度はそれほど高くない。ツッコミの浜家隆一(33)は「ずっとコントをやってきたので、この大会で優勝できてよかった」。ボケの山内健司(36)は「1年前に3位になって、1位にならないとダメだと痛感した。1年前は、浜家が楽天カードの審査に落ちましたから」と笑いながら振り返った。
賞金1000万円は半分ずつ。浜家は「お世話になって来た人に恩返ししたい」。7月に結婚したばかりの山内は「結婚式で120万円の赤字が出たので、その返済をして、残りは仮想通貨にぶち込みます」と笑わせた。
1回戦のネタ「告白の練習」は、イケてない山内が学校一の美女から愛の告白を受ける練習を、浜家がのぞき見てしまう設定。浜家は「できて1カ月ちょいの奇跡のネタ。去年は審査員に恐れおののいていたけど、今年は客を相手に寄席の感覚で出来た」と笑顔を見せた。
決定戦の「ウエットスーツ」は、サーフショップに来た山内がキツキツのウエットスーツを着せられ脱げなくなる設定。山内が「俺が100%、ネタを書いてるんですけどね。僕が書いたネタを、僕が思うとおりにやってくれた」と胸を張ると、浜家は「(相方を選ぶのに)見る目があった」と胸を張り返した。
現在、吉本の大阪所属。全国区進出へ向けてまずは東京進出に意欲を見せる。「メチャメチャ行く気はありますけど、オファーが来ないと。テレビ東京の『なんでも鑑定団』に出てみたい。おじいちゃんがつぼを持って出てきて、偽物だった時がたまんない」と毒を吐いた。浜家は「優勝して結果を残せなかったら、TBSやキングオブコントに申し訳ない。これからも精進します」と話した。
続きを読みます http://www.oricon.co.jp/article/309528/
0 件のコメント:
コメントを投稿