7月20日(金)、TOHOシネマズ日比谷にて、細田守監督の最新作『未来のミライ』の初日舞台挨拶が開催され、声優を務めた上白石萌歌、黒木華、星野源、麻生久美子が浴衣姿で登場した。
『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』、そして少年とバケモノの成長と親子を越える絆を描き、大きな反響を呼んだ2015年公開の『バケモノの子』。
次々に大ヒットアニメーション映画を生み出し、国内外でいま最も注目される映画監督・細田守が、全世界待望の最新作『未来のミライ』を本日より公開する。
本作で細田守監督が挑むのは、甘えん坊の4歳の男の子“くんちゃん”と未来からやってきた妹“ミライちゃん”が織り成すちょっと変わった「きょうだい」の物語。主人公である甘えん坊の4歳の男の子・くんちゃんを、第7回「東宝シンデレラオーディション」でグランプリを獲得し、映画・ミュージカル・CMで活躍する新進気鋭の若手女優・上白石萌歌が、未来からやってくる妹・ミライちゃんを今作で細田作品3作目となる黒木華が演じる。
また、くんちゃんとミライちゃんのお父さん役を演じるのは、俳優・音楽家・文筆家とさまざまなジャンルで活躍する星野源、お母さん役を演じるのは、自身も2児の母である演技派女優の麻生久美子だ。
初日舞台挨拶では、“ミライが未来からやってきた”という作品の設定にちなんで、「時を越えて会いたい人は誰か?」との質問が飛んだ。
すると細田監督は「この映画には小さな子どもの兄弟が出てきますけど、大きくなったら今とは全然違う風になっているのかなと思うと、では自分の子どもたちもどうなんだろう…?とか、思います。今日、星野さんとも話していたんですけど、特に『ミライちゃんが大きくなったらどうなるんだろう』というのも考えます。すごい素敵な女性になる前に1回グレるんじゃないかみたいな(笑)」と楽屋でのエピソードと共にコメント。
これに星野は「僕はなんかグレてほしいなと思って(笑)」とニヤリ。「今は良い子すぎるんで、それを挟んで、どうなるのか見たい。一旦、メタリカとか激しい音楽を聞くようになってほしい」と想像を膨らませて、会場の笑いを誘った。
一方の上白石は「ご存知かなぁ。高橋是清さんはすごい方なので会ってみたい。明治維新にすごく大きな影響を与えた方で。受験期に『は〜、すごいなぁ〜!』ってずっと思っていたので、高橋是清さんに会ってエールをもらいたいな。『頑張れ』って」とお茶目に話し、黒木は「『未来の旦那さん』とかいっちゃったとして、(実際に)見たらガッカリして帰ってきた、とかになったらどうしようって思っちゃうし…。これからこの人に会って結婚して、こういうプロポーズだったのか…とか(笑)。今知らなくていいかなと思う」と、妄想力を働かせたユニークなコメントを披露していた。
映画『未来のミライ』は本日7月20日より全国劇場でロードショー。今夏の注目作としてぜひ劇場で鑑賞してほしい。(東京ウォーカー(全国版)・平井あゆみ)
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