将棋の高校生棋士、藤井聡太七段(16)は25日、大阪市福島区の関西将棋会館であった第49期新人王戦準決勝で青嶋未来(みらい)五段(23)を114手で破り、初の決勝三番勝負進出を決めた。今年2月の朝日杯将棋オープン戦に続く2回目の棋戦優勝を目指す。相手はプロ棋士養成機関の「奨励会」会員、出口若武(わかむ)三段(23)。出口が優勝すれば、都成竜馬(となり・りゅうま)五段(28)が三段時代の2013年に優勝して以来、2人目の奨励会会員の快挙となる。
新人王戦は26歳以下かつ六段以下の若手棋士や、奨励会三段リーグの成績上位者らが参加。藤井は今年5月に七段に昇段したため、同棋戦は2回目の出場となる今期が最後となる。
出口は新人王戦は4期連続出場。初の決勝進出となった今期は、奨励会三段2人とプロ棋士3人を破る快進撃を続けている。
決勝三番勝負は10月10日に開幕。2人は三段リーグ戦で1度対戦があり、藤井が勝利している。藤井七段は「公式戦の番勝負は初めてだが、落ち着いて指せると思う。全力を尽くしたい」、出口三段は「決勝で対局できることに感謝している。 相手はとても強いが、全力を尽くして頑張ります」と意気込みを語った。【新土居仁昌】
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