曙、心不全で記憶障害に 歩くことも忘れ…リハビリに励む姿を公開

昨年4月に急性心不全で入院した元横綱の曙太郎が、28日に放送されたTBS系『今夜解禁!ザ・因縁』(20:57～22:54)に出演。重度の記憶障害に陥り、さらに、210キロから140キロに激ヤセした現在の姿が明らかになった。

元横綱の曙太郎

曙は昨年4月11日、プロレスの試合後に胸の痛みを感じ、翌日病院に行くと一時意識不明に。一命はとりとめたものの、心臓が37分間停止したことで記憶障害になってしまったという。

番組の取材で、会話もおぼつかず、家族のことも曖昧な現在の姿が明らかに。そして、体を動かすことも忘れてしまい、基本的に移動はベッドごと。特殊な歩行器でリハビリに励む日々を送っており、体重は210キロから140キロまで落ちたという。

そして、現役時代のライバルである元横綱・若乃花の花田虎上と対面することで刺激を与えられるのではないかと期待され、花田が病室を訪問。花田の姿を見ると、曙は目に輝きを取り戻し、わからないかと思ったという花田に対し、「わからないわけないじゃない」と笑顔を見せた。

2人は現役時代を振り返って会話し、花田が「一緒に両国の土俵に上がりましょうよ」と声をかけると、曙は「その前に飲みに行こう」と提案。その後、曙がリハビリに励む姿が紹介された。

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