全国公開中の「ママレード・ボーイ」は、両親がパートナーを交換して再婚することになり、ひとつ屋根の下で奇妙な共同生活を送ることになった光希と遊が織りなすラブストーリー。イベントには小石川光希役の
司会者に一番ときめいたシーンを尋ねられた桜井は、「光希と遊が2人でシチューを食べるシーン。お互いそんなに打ち解けてない中で意識しているのが視線でわかってキュンキュンする」と回答。吉沢も「お互いを意識し始めて、なんか距離がある空気感はキュンキュンしますよね」と頷く。桜井は「光希に『マスタードガールだな』と言う遊が、マスタードのCMみたいに見えた」と話し、客席からは笑いが起きる。
同じ質問に吉沢は「いっぱいあるんですが、この映画は幸せな生活感みたいなところと切ないところが魅力だなと思うんです」と述べ、「光希と遊が京都で歩きながらやり取りするシーンの会話で、光希が『だって……』というところは一気に心臓持っていかれる感じでギュンギュンでした。キュンを超えました、ギュンです」とコメント。対して桜井は「私もギョンギョンしてました。ギュンよりも上です! たぶん皆さんもギョンギョンしてたんじゃないですか?」と観客の反応を伺い、「ほら、みんなしてるー!」と喜んだ。
佐藤は桜井が挙げたシチューのシーンに同意し、「この映画に欠かせないのは食卓のシーンだと思っていて。だからこそ家族の愛だったり恋に感情移入できる」と解釈。廣木は「ラストの両親Sと2人が対峙するシーンはカメラ3台で撮りました。映画的な緊張感のある空間になっていてキュンとします」と監督らしいときめきを述べた。
ここでサプライズとして、原作の吉住が描いたメッセージ付きイラストが会場に。桜井と吉沢それぞれの手に渡されると、2人は「すごい……!」と大感激する。「日奈子ちゃんの光希が大好きです。ほんとうに可愛かった! どうもありがとう!」というメッセージが司会者により読み上げられると、桜井は「お話をいただいたときから私でよかったんだろうかとずっと思ってたんですが、この言葉で許された気持ちになりました。ありがとうございます」と感慨深げな様子。「遊になってくれてありがとう! 演技とても素敵でした」というメッセージに吉沢は、「伝説的な大人気少女コミックでファンの方がとても多いので、いろんな意見があると思うんですけど、原作者の方が言ってくださるのはうれしいですね」としみじみ語った。
イベント終盤、さらなるサプライズとして桜井の実母からの手紙が読み上げられる一幕も。涙を浮かべた桜井に吉沢が白いハンカチをすっと差し出すと、客席から歓声が上がる。最後に桜井は「たくさんの人の愛が詰まっている作品です」と映画をアピールし、吉沢は「これからも『ママレード・ボーイ』を一緒に応援してくださったらうれしいです」と呼びかけイベントは幕を閉じた。
(c)吉住渉/集英社 (c)2018 映画「ママレード・ボーイ」製作委員会
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