気象予報士・依田司氏「ブラックペアン」でドラマ初出演!日曜劇場またも“異業種起用” - Crune Blogs

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2018年4月29日日曜日

気象予報士・依田司氏「ブラックペアン」でドラマ初出演!日曜劇場またも“異業種起用”

日曜劇場「ブラックペアン」第3話でドラマ初出演を果たす依田司氏(C)TBS
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 テレビ朝日「グッド!モーニング」のリポートが人気の気象予報士・依田司氏(51)がTBS日曜劇場「ブラックペアン」(日曜後9・00)の第3話(5月6日放送)にゲスト出演。ドラマ初出演を果たす。またも異色のキャスティングが話題になりそうだ。

 依田氏は2004年の映画「死に花」(監督犬童一心)に出演したことはあるが、ドラマは今回が初。

 主演は嵐の二宮和也(34)。原作は医師で作家の海堂尊氏の小説「新装版ブラックペアン1988」(講談社文庫)。シリーズ累計150万部を超え、映画化・ドラマ化もされた「チーム・バチスタの栄光」の原点となる人気作。嫉妬渦巻く大学病院を舞台に、医学の限界や大きな権力に立ち向かう男たちの生き様を熱く描く。

 二宮は傲慢な性格と言動で「オペ室の悪魔」と呼ばれ、ヒラ医局員だが、手術成功率100%を誇る孤高の天才外科医・渡海征司郎を演じる。渡海は、自分がいる東城大学医学部付属病院総合外科学教室(通称・佐伯外科)に赴任した東の名門・帝華大学病院出身の新任エリート講師・高階権太(小泉孝太郎)と敵対。高階は手術用最新医療器具・スナイプを「外科医の腕を全く必要としない」と豪語して持ち込み、医療業界も巻き込む騒動の火ぶたを切る。

 タイトルの「ブラックペアン」とは真っ黒なペアン(止血用鉗子)を指す。脚本はTBS「小さな巨人」などの丑尾健太郎氏。演出は「下町ロケット」「陸王」や映画「祈りの幕が下りる時」などの福澤克雄氏を筆頭に、田中健太氏、渡瀬暁彦の3人が務める。

 依田氏が演じるのは、僧帽弁閉鎖不全症のため早期回復が可能なスナイプ手術を求めて東城大を受診する音大生・田村隼人(高地優吾)の父・浩司役。厚生労働省の次期事務次官候補とされ、息子の隼人はVIP待遇。早々に手術の日程が決まり、高階が執刀医を務めることに。しかし、隼人にはある重大な問題が隠されていた…。

 依田氏は「お天気キャスターとして考えうる仕事はほとんどやってきたのですが、未体験のドラマに一度出てみたいと思っていた矢先、このお話を頂きました。短いワンシーンの出演と思い、快諾したのですが、台本を見て出番の多さに愕然としました。と同時に内容の面白さに自然とチャレンジしたいという気持ちも生まれました」とオファーの心境。

 「厚生労働省の次期事務次官候補という役柄で、全国の病院関係に絶大な権力を持つことから威厳を保ちつつも、息子の命を救って欲しいという、難しい心境を演じなければならなかったのですが、監督はじめスタッフの皆さま、出演者の皆さまから丁寧に優しく指導いただいたおかげで最後までやり切ることができました」と撮影を振り返った。

 「国内最高峰のドラマを世に送り出し続けている仲間の一員になれたことを誇りに、気象予報士としての仕事の幅を広げていければと思います」と大きな財産になった様子で「次回は事務次官となって渡海先生と対決したいと思います!」と笑った。

 TBSの看板ドラマ枠・日曜劇場は近年、異業種の人や演技経験の少ない人を「サプライズ起用」して成功。昨年10月期「陸王」にはスポーツキャスターの松岡修造氏(50)、今年1月期「99・9―刑事専門弁護士―SEASON2」には野球評論家の三浦大輔氏(44)が出演し、注目を集めた。

 依田氏がドラマ初出演する第3話は、日本のワインブームの立役者となったソムリエ・田崎真也氏(60)が俳優デビュー。今回も反響を呼びそうだ。

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