新たに発表された出演者は、龍馬の妻・お龍役に水川あさみ、近江屋事件で龍馬とともに横死する中岡慎太郎役に山口翔悟、長州志士で後の初代内閣総理大臣・伊藤俊輔(博文)役に浜野謙太、長州藩の藩医から兵学者となり、新政府では大久保と対立してしまう大村益次郎役に林家正蔵。水川は『江〜姫たちの戦国〜』(2011)年以来、山口・浜野・正蔵はいずれも大河ドラマ初出演となる。
幕臣で剣の達人、西郷をして「命もいらぬ、名もいらぬ、官位も金もいらぬ人は、始末に困るが、そのような人でなければ国家の大事は成し遂げられない」と言わしめた大人物、山岡鉄舟役には藤本隆宏が決定。藤本は、2011年のドラマ『JIN-仁- 完結編』(TBS)で西郷隆盛役を演じたことがあり、鈴木が「僕より、西郷さんにならないでください」とジョークでけん制していたそう(制作統括・櫻井賢氏の談話)。
本作の薩摩ことば指導として、制作に携わってきた鹿児島県出身の迫田孝也と田上晃吉も本業の俳優として役をもらい、会見にも出席して喜びをあらわにしていた。田上に至っては、大河ドラマには『篤姫』(08年)にも『龍馬伝』(10年)にも出演しているのに、「薩摩ことば指導として1年2〜3ヶ月、作品に関わらせてもらって、きょう、ここに至るまで。役をいただいた時もうれしかったんですが、それ以上にスタッフの皆さんが喜んでくださって、このような場で発表もさせてもらって、もう、たまりもはん」と、感極まって男泣き。
思わず鈴木が立ち上がって田上を励まし、「薩摩の人、鹿児島の人は、熱くて、涙もろくて、とにかく情が深いというのが、僕自身が触れ合ってきた感想です。そんな薩摩の代表である吉之助を演じていて、昔から泣き虫ですが、これは決して誇張ではないということがおわかりいただけたかと思います」とフォローしていた。迫田は佐賀藩士・江藤新平、田上は薩摩藩士・中原尚雄をそれぞれ演じる。
第9代会津藩主・松平容保役に柏原収史、吉之助の弟・西郷吉二郎の妻・園役に鹿児島県出身の柏木由紀(AKB48)の出演も決定。この2人も大河ドラマ初出演。さらに、西郷家の四男・西郷小兵衛役に上川周作、薩摩藩士で後に大久保の右腕となる川路利良役に泉澤祐希の配役が発表された。
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