【AKB総選挙】100位からほぼ全員解説・スピーチも - Crune Blogs

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2018年6月16日土曜日

【AKB総選挙】100位からほぼ全員解説・スピーチも

 AKB48の53枚目のシングル曲を歌う16人を選ぶ「第10回AKB48世界選抜総選挙」が16日、ナゴヤドーム(名古屋市東区)であり、SKE48の松井珠理奈さん(21)が初めて1位に輝きました。2位は同じくSKE48の須田亜香里さん。SKE勢が地元名古屋でワン・ツーを独占しました。一方、昨年3連覇を果たした指原莉乃さんと同じHKT48に所属し、「博多で獲った旗は博多で引き継ぐ」と1位を目指した宮脇咲良さんは3位に。節目の年となる悲喜こもごものイベントの模様を、100位からほぼすべてみせます。詳しい記者によるメンバーの解説もどうぞ。

2位はSKE48の須田亜香里さん 21:00

 2位はSKEチームE須田亜香里さん。15万4011票。1位が確実視されるSKE松井珠理奈さんと抱き合った後、スピーチへ。はにかんだような笑顔で、「2位を頂くことができました。須田亜香里です。本当に私が一番びっくりしています。今回1位に予想されていたメンバーはグループのセンターを任されているメンバー。はかりしれないプレッシャーと戦ってきた。私は期待されず、3年ぐらいはじっこ、ストレスフリーでやってきた。はじっこからスタートした私もよじ登ってこれるのだということを証明できたらと思って1位をめざすと言ってきた。ずっと追いかけてきた背中である珠理奈さんにライバルだといわれたり、メンバーに頼りにされたり、うれしいです。運営から推されたくても、覚悟さえ決めればファンはその覚悟に気付いて応援してくれるということを感じてもらえていたらうれしいなと思います。この一年で、わたしは「なぜこのルックスで」という世間の疑問をかてにメディアに出演させていただいてきました。メディア仕事を通じて気付いたのは、世間は思った以上に48グループに興味がないということです。ファンの人はこんなに清らかに応援してくれるのに。メディア仕事では、あなたは何ができますか、何が伝えられますかと聞かれます。私のプロフィルは10秒にまとめられています。メンバーのみなさん、個性を出して、弱さをおそれずに、頑張ってもらえたらと思います。(アイドルは)できたら30まで…」と話した。

2位 SKE 須田亜香里さんの横顔

 SKE48チームEの須田亜香里さんは今回、自己最高位となった昨年の6位から一気に頂上を狙いました。現在26歳。「30歳までアイドルをやらせて下さい!」と気迫に満ちた公約を掲げました。

 初ランクインは2011年、36位。握手会での元気いっぱいな対応ぶり、ステージでの全力でのパフォーマンスが少しずつ浸透し、人気を得ていました。

 クラシックバレエ経験を生かした曲芸のような「軟体芸」でも世間の耳目をひきました。12年に29位、13年には16位と初めて選抜入り。そのときのスピーチで須田さんが使った「瞳の中のセンター」というフレーズは、須田さんとファンの関係性を象徴する言葉として定着します。16年総選挙ではついに7位に食い込んで「神7」入り。昨年総選挙ではさらに順位を上げて6位に。バラエティー番組のゲストや情報番組のコメンテーターとしてテレビ出演する機会が急増しているほか、新聞のコラム連載を引き受けるなど文化人的な活動にもウィングを広げています。

3位はHKT48の宮脇咲良さん 20:55

 3位はHKT宮脇咲良さん。14万1106票。

 宮脇咲良さんは声を震わせ、ファンへの感謝。「さっしー、ごめんなさい…。私はずっとさっしーの背中をみてきて、さっしーの1位の背中をみて、ああなりたいと思って、さっしーの出ない総選挙で、さっしーの1位を守りたいと思ったんですけど、ごめんなさい。なこみくが選抜に入り、わたしが1位の背中を見せないとと思っていたけど、だめだったみたいです。でも、投票数が一番多くてうれしかったです。わたしは今年で最後の総選挙にしようと思って立候補しました。初の選挙で47位をもらって、一度も順位を落とさずきました。ここまでこれたのは誇りなので、この誇りを胸に総選挙を終わらせます。ありがとうございました。卒業するわけではないので、笑顔でいっぱいのアイドル人生にしたい。HKTのみんなに出会えてよかったです。ありがとうございました」と話した。

3位 HKT 宮脇咲良さんの横顔

 3連覇を果たした指原莉乃さんが不出馬の今年、HKT48の宮脇咲良さんは「博多で獲った旗は博多が引き継ぐ」と1位を目指しました。昨年は4位。総選挙ポスターも、同じく1期生で休養中の兒玉遥さんの衣装で、博多の旗を掲げたポーズ。さっしーとはるっぴの想いを背負って戦う決意をにじませました。

 さっしーに頼ってばかりじゃなく、その責任の一翼を担いたいと各種インタビューで語った宮脇さん。実際、春のアリーナツアーでセンターに立つ姿からは、その気迫がひしひしと伝わってきました。

 一方、同期が多い劇場公演に出た際にふと見せる、安心した表情やちゃめっ気たっぷりの一面も、ギャップがあって魅力です。

4位 NGT 荻野由佳さんの横顔

 NGT48の荻野由佳さんが、またも強さを見せつけました。昨年の速報1位、最終結果5位で一躍脚光を浴び、今年も2年連続で速報1位を獲得。押しも押されもせぬ、AKB48グループの顔の一人になりました。

 人気を押し上げているのは、汗が飛び散りまくる全力ダンスと握手会での神対応、そしてメンバー想いの人柄です。NGT48では数少ないツイッター利用者の一人ですが、ほかのメンバーのメディア出演などを積極的に紹介しています。突然繰り出す変顔や、興奮すると甲高い声で何を言っているのかよくわからなくなる話し方も魅力です。

 歩んできた道のりは、まさしくシンデレラストーリーです。アイドルオーディションにことごとく落選。AKB48の15期オーディションでは最終審査に合格して仮研究生になったものの、あと一歩でメンバーになることができませんでした。それでも「何があってもへこたれない」のキャッチフレーズ通り、夢をあきらめませんでした。

 2015年の第2回AKB48グループドラフト会議で指名され、創設されたばかりのNGT48に加入。大躍進した昨年の総選挙後にホリプロへ移籍し、初センターに抜擢(ばってき)された2ndシングル「世界はどこまで青空なのか?」は、今年1月のAKB48グループリクエストアワーで1位に輝きました。AKB48でも「#好きなんだ」から4作連続で選抜入り。誰からも愛される「おぎゆか」の勢いが止まりません。

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