HKT48の指原莉乃はフジテレビ系で生中継されている副音声に登場。昨年は前人未到の3連覇を達成し、無双を誇った指原だが、今年はAKBグループへの知識と持ち前の対応力、コメント力でAKB初心者に向けて総選挙の新たな楽しみ方を提供。昨年までとは違った立ち位置から変幻自在のトークを繰り広げ、「さっしー副音声面白かった」「副音声めちゃめちゃ面白かったww」とネットで高評価を集めた。
例えば5位の岡田奈々(AKB)には「超真面目。STUの瀬戸内の1期生の若い子しかいないので頼みますよ、って任されている。パフォーマンスもすごくいいし、2作前にはセンターもやっています」、4位の荻野由佳(NGT)には「握手会のレーンも飾り付けを自分でしたり、すごくえらいんです」と具体的なエピソードとともに紹介。一方、11位の惣田紗莉渚(SKE)のスピーチでは「めちゃめちゃ可愛くなった。黒コン(コンタクト)をはずしたのかな?(芸能事務所の)『セント・フォース』感がある」と女性目線での感想など、マニアックに偏りすぎないバランスが冴えた。
HKTの後輩である田中美久(10位)、矢吹奈子(9位)、そして宮脇咲良(3位)のスピーチではもらい泣きするなど感情移入と客観的なコメントで解説。悲願の1位を獲得した松井珠理奈(SKE48)が卒業を匂わせるも即否定する流れでは「ずこ〜!」とこけるフリしておどけたり、CMでスピーチがはみ出てしまうと「おい、フジテレビ!」と食って掛かったりと、くだける場面と真剣な場面でのメリハリも絶妙だった。
一方、ともに副音声に参加した社会学者・古市憲寿氏から「16位でもすごいんですか?」「(ファンは)心の清い人?それはどうかな」と自由気ままな発言が飛び出せば「もう、やめましょうよ!」と幾度となく諌(いさ)める場面も。メンバーが重要なことを言いそうになるタイミングでは黙ったり、「聞いて」「ここは聞きたい」と促すなど、聞きどころへの誘導という役割も果たした。
最後には冷めたコメントで茶々を入れていた古市氏だったが「見ていて面白いですね。みんな本気じゃないですか。こんな感じと思ってたら意外と泥臭い感じ」と興味を引き出すことに成功すると、「古市さんが意外と入り込んでくれてうれしい」と喜んだ。「来年もこのメンバーでしゃべりましょ。いつメン!」と来年の出演にも意欲。新たなポジションから総選挙を満喫していた。
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