アイドルグループ、NEWSの小山慶一郎と加藤シゲアキが未成年者に飲酒させていたことについて、ジャニーズ事務所が7日、2人に処分を下したと発表した。
この日、小山はレギュラー出演する『news every.』(日本テレビ系)で生謝罪。活動自粛処分を受けて「自分を見つめ直す時間にしたい」と心境を語った。
普段は世の中で起こったニュースについて取材に赴いたり批評することもあったが、自分がネタとなってしまっては元も子もない。
飲み会の場に同席したことで、事務所から厳重注意を受けた加藤も、小山と共演中の『NEWSな2人』(TBS系)の8日放送分の休止が決定。同日朝の『ビビット』(同)で生謝罪している。
「今回は複数の週刊誌に報じられて騒ぎが拡大。相手の女性が成人であることを主張していたとはいえ、少女の言葉を鵜呑みにして一緒に飲酒したのは、痛恨の極みでしょう。事務所を含めて、自分たちが置かれている立場がまだわかっていないのでしょうね」(芸能プロ幹部)
だが、2人の処分以上に気になるのは、ジャニーズが推し進めた“キャスター業”の枠が今後、取れなくなることだろう。
「バラエティ、ドラマなども視聴率自体が頭打ちで、2020年東京五輪への関わりを狙って数年前から報道、情報番組にジャニーズが進出した。だけど、山口を含めてこれだけスキャンダルが出てしまうと、テレビ局にとっては死活問題。それこそ、スポンサーを通して猛クレームでも入れられたら終わりですからね。そもそも、報道局関係者からは『チャラいジャニーズを使うな』『事務所NGや忖度が多くて使いにくい』という話は前々からあったし、今後、キャスター枠からの追放も覚悟しなければいけないでしょう」(同)
ジャニーズ事務所にとっては大きな稼ぎとなるはずの分野を失いかねない今回の一件。迅速な処分を出したのは評価できるが、もし、さらに“続報”があれば、さらなるダメージは避けられないだろう。
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