薩摩藩の下級武士の長男に生まれた西郷吉之助(隆盛)の波乱万丈な生涯を描く同ドラマに主演する鈴木亮平も「今回発表された新しい出演者の中で一番驚いたのが亮くん。子役の従道がわりと…ぽっちゃりしているんですよ」と、錦戸の起用にびっくり。「西郷さんの肖像画のモデルになったくらい、吉之助と弟の従道は似ていたと聞いていたので、僕にそっくりな人がくるかと思っていたら、まさかの亮くん。でも、やっていくうちに兄弟に見えると思います」と、気持ちは一つだ。
錦戸の起用について、記者からも「なぜ彼を?」「太らせるんですか?」といった質問が制作統括の桜井賢チーフプロデューサーに寄せられた。「(鈴木さんと)一緒にいれば似てくると思います」と、本人たちの言葉を繰り返し、「それぞれの個性を楽しんでもらいたいですし、実在の人物の肖像に似ているかどうかは気にしていない」と、答えた。
そもそも従道は西郷家の三男で、血気盛んな性格。2度目の島流しから召喚された吉之助に従い、戊辰戦争にも従軍。やがて明治新政府を離れる吉之助に対し、従道は残り、西南戦争では兄を追い詰める側に立つ。
櫻井CPは「晩年の西郷従道は、大酒飲みで仕事も部下に丸投げして何もしなかったといった話も残る。偉大な兄さん存在の裏で、いろんなことを抱えていたんじゃないか。そんな従道の男気とナイーブさをきっと演じてくれるんじゃないか」と、期待のみを語っていた。
錦戸本人は「ジャニーズのオーディションうけて今年で20年くらい経つんですが、20年かかったなという感じ」と、大河ドラマ初主演を感慨深く受け止めており、「これまで2度、侍の役を演じたことがあるのですが、どちらもタイムスリップして、現代に一人やってきていたので、かつらの着物の苦しさを誰とも共有できなかったんですけど、今回は、皆さんと共有できるのでうれしいです」と、撮影を楽しみにしていた。
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