続編に強い意欲
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[映画.com ニュース] 2016年10月~17年8月に放送された「仮面ライダーエグゼイド」のVシネマ版3部作「トリロジー アナザー・エンディング」シリーズの完成披露試写会が1月30日、東京・新宿バルト9で行われ、各パートに出演した瀬戸利樹、松本享恭、甲斐翔真、松田るか、岩永徹也、小野塚勇人、町井祥真、黒崎レイナ、柳ゆり菜、貴水博之、メガホンをとった鈴村展弘監督が舞台挨拶に出席した。
「劇場版 仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング」から2年後の世界を舞台にした3部作で、悪の根源・檀黎斗の新たな脅威に立ち向かうライダーたちの活躍を描く。この日は各パートの出演陣が3ブロックに分かれ、交代制で舞台挨拶。客席で待機するメンバーが登壇陣に茶々を入れる場面もあり、その度に場内は沸きっぱなしだった。
パート1「ブレイブ&スナイプ」に主演した鏡飛彩/仮面ライダーブレイブ役の瀬戸は、「(本シリーズと)3度目のお別れ。つらかったですね」と惜別の胸中を吐露。それでも「次回作があればやってみたいこと」を問われると、「院長になりたいですよ。みんなを従える物語や、総回診とかをやりたい」と意欲をみなぎらせ、最後には「作品からひとりひとりの思いや、葛藤を感じ取って頂ければと思っています。この『エグゼイド』でたくさんの人に出会えたこと、本当に幸せに思います」と思いの丈を明かし観客の喝さいを浴びた。
続くパート2「パラドクスwithポッピー」では、仮面ライダー初参加を果たした八乙女紗衣子役・柳が、パラド役・甲斐に謝罪するひと幕が。「初対面(の直後の撮影で)ビンタに踏みつけるという、本当に申し訳ないことをした」と平謝りで、「二面性のある役で、優しく色気のある紗衣子がすごく難しくて。誘惑する時に男性陣の顔を触ったりするんですが、なかなか色っぽくならなかった」と振り返る。一方で鈴村監督が「甲斐くんに『こうやったほうがいい』と指導されてたもんね」と暴露すると、柳は「『(当時)19歳の子に教えられた!』と思った」と悔しがっていた。
さらにパート3「ゲンムVSレーザー」では、檀黎斗役の岩永と九条貴利矢役の小野塚が“激闘”に言及。岩永は「黎斗は誰かと向き合って話をしたことがなかったですが、この3本目で貴利矢と見つめ合って、殴り合った」としみじみ話し、小野塚も「黎斗と貴利矢が向き合う時は、なにかが起こるんだなと思った。全身全霊で挑みました」と応じる。該当シーンは人工的に雨を降らせて撮影したが、これまで“雨降らし”を多くこなしてきた小野塚は「(撮影前に岩永が着替えていると)『こんなに下に着なくても大丈夫じゃないですか?』と言っていた。雨降らしの厳しさをなめたらアカン!」と一喝し、岩永は「スタッフさんがいなかったら(寒さで)僕ら死んでいたね」と震えていた。
「仮面ライダーエグゼイド トリロジー アナザー・エンディング PartI 仮面ライダーブレイブ&スナイプ」は2月3日、「仮面ライダーエグゼイド トリロジー アナザー・エンディング PartII 仮面ライダーパラドクスwithポッピー」は同17日、「仮面ライダーエグゼイド トリロジー アナザー・エンディング PartIII 仮面ライダーゲンムVSレーザー」は3月3日に公開される。
(映画.com速報)
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