大阪府警の20代の男性巡査長が、ドメスティックバイオレンス(DV)の被害を受けた女性の避難先を管轄する警察署名を加害者である元夫に誤って伝えていたことが30日、府警への取材で分かった。避難先は特定されなかったが、府警は女性に謝罪し、転居費用など約120万円を支払う。
府警によると、巡査長は女性の避難先の管轄署に勤務。2017年、裁判所が元夫に女性への接近を禁じる保護命令を出したことを受け、元夫に電話で警告した際、所属する警察署名を告げた。
府警は内規で、DVの被害者や加害者への連絡について、それぞれの居住地を管轄する署が行うと定めているが、巡査長は自分が両方すべきだと勘違いしたという。
府警生活安全部がミスに気付き、女性に経緯を説明したところ、女性が転居を申し出た。府警は再発防止のため、各署からDVの被害者や加害者に連絡する際、事前に生活安全部に報告させるようにした。
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