福山雅治「こういうチャンスはもう一生ない」ハードなアクションに挑む
ジョン・ウー監督からオファーが来た際の心境を聞かれた福山は「すごく嬉しかったですし、光栄でしたし、まさに夢のようなお話だと思ったと同時に、本当に僕でいいのだろうかと。アクションもほぼ未経験の人間が、ジョン・ウーさんの作品の中に出ていいのかという、不安な気持ちのほうが多かったです」と回顧。MCから「驚くくらいの激しいアクションをしている」とあおられると、「ハードル上げますね…」とつぶやいて笑いを誘いつつも、「ただ、(ハードルを)上げてもいいくらいです。自分で(ハードルを)上げたなと思ったかもしれないですけど、逃げも隠れもできませんし、はっきり言うしかないんですけど、めちゃくちゃハードです。僕のみならず、池内さんとも工さんとも戦うんですけど、けっこうハードなんです。すごいんです!」と胸を張り、「最初は心配だったんですけど、こういうチャンスはもう一生ないなと思ったので、ここは飛び込むしかないなと思って飛び込みましたね」と吐露した。
福山をオファーした理由を聞かれたジョン・ウー監督は「前から注目しているアーティストで、芸術活動を通じて世界に向けて愛や平和など、ポジティブで前向きなメッセージを常に込めて発信していて、人情と正義感に満ちている矢村の人間像にピッタリだと思いました」と説明。「オファーしましたが、OKしてくれるかドキドキで心配していました。そして快諾してくれてラッキーでした」と笑顔を見せると、福山は「それを聞いてまたドキドキしています」と嬉しそうに語った。斎藤工、現場で企てた“作戦“とは
ジョン・ウー監督と現場を一緒にした感想を聞かれた斎藤は「本当にただの映画少年が現場に来ちゃった感じでした」と目を輝かせ、「ジョン・ウーファンとして、勇気をもってジョン・ウーさんのDVDを現場に持ち込もうという作戦を立てまして、『ジャッキー・チェンの秘龍拳/少林門』という作品を、福山さんと池内さんと一緒に見て、それにサインをもらうという…」と告白。「穏やかで優しくて、仏のような笑顔で、優しく接してくださって、ただただ心地よかったです」と恍惚とした表情を浮かべた。また、福山の相棒役を演じた桜庭は「まずジョン・ウー監督の作品に出演できたことが、すごく嬉しくて、監督は現場ですごく温かくて、現場を見守るようで、監督のおかげで明るい現場になったんじゃないかなと思います」としみじみと語り、「そして福山さんとのシーンはすごくたくさんあったんですけど、今回、私が何度も失敗をしちゃって、でも福山さんがすごくカバーしてくださって、控室に来てくださって『失敗しても気にしないで。どんどん失敗して。思い切りやったら大丈夫だから』って言ってくださって、その言葉にすごく救われました」と感謝した。これに福山は「だってね、ななみちゃんが失敗してくれたら俺も失敗しやすくなるし」と冗談を言いつつも、「誠実にお芝居をされる方だったので、すごかったですよ。涙を流さないといけないシーンもあるんですけど、その瞬間にガッと集中して…。感動しました」と桜庭を絶賛した。福山雅治、ジョン・ウー監督の“白い鳩”を写メ
また、ジョン・ウー監督作品の代名詞の1つである白い鳩と共演した感想を聞かれた福山は「撮ったテープをチェックしたりするんですけど、そのチェックしている画面を写メしましたもん。“これは撮ろう!”と思って。あれは嬉しかったですねえ…」と打ち明けて笑いを誘った。さらにW主演のチャン・ハンユーとの共演について聞かれた福山は「チャンさんってすごく力強いんですよ。まさに男って感じで、何も訓練していないのにケンカが強いタイプっているんですよ。そういうタイプでごつごつしているんですよ」と表現して会場を沸かせ、「手錠で繋がれるんですけど…痛いんですよ(笑)。チャンさんにけっこう鍛えられましたね」と苦笑いを浮かべた。(modelpress編集部)
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