ファンに手を振る福士蒼汰
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[映画.com ニュース] 福士蒼汰主演で唐々煙氏による人気漫画を実写映画化した「曇天に笑う」の完成披露試写会が1月29日、東京・丸の内ピカデリーで行われ、福士をはじめ共演の中山優馬、古川雄輝、桐山漣、大東駿介、小関裕太、市川知宏、若山耀人、メガホンをとった本広克行監督が舞台挨拶に出席した。
明治維新後の滋賀・大津を舞台に、300年ごとによみがえる大蛇(オロチ)を封印するために立ち上がった曇天三兄弟、明治政府右大臣・岩倉具視の直属部隊・犲(ヤマイヌ)、大蛇を利用し政府転覆を目論む忍者集団・風魔一族の三つ巴の戦いを描いた。主人公・曇天火役の福士は「明るく笑顔が多い役で、自分自身も笑顔が多い」と共通点を説明しつつも、役づくりを「自分に何ができるかと考え、まずは笑顔でいて、みんなに自分から話しかけようと。そういうことが役につながってくると考えていました」と振り返った。
さらに登壇陣には、「もし自分が女性だったら、登場人物の誰に惚れる?」という質問が寄せられた。福士は、天火の親友・金城白子役の桐山に目を向け「白子。男らしい人、クールな人もなかにはいますが、白子の支えてくれる感じが素敵ですね。やっぱり優しい人が好き!」とうっとり明かす。同じ質問に、桐山は「僕は天火」と即答し、客席が「ひゅ~!」と沸くなか「カップル成立(笑)? 天火って、明るいじゃないですか。ポジティブなことを言ってくれる、そこに引き寄せられます」と視線をあわせていた。
また、多彩な武器を持つ犲メンバーによるアクションも見どころ。巨大な斬馬刀を振り回す鷹峯誠一郎役の大東は「でっかいでっかい斬馬刀、まあとにかく重くて。インタビューで『10キロくらいの刀を振っていた』と言ったら、スタッフさんがパーッと来て、『2キロです』。むちゃくちゃ恥ずかしかった」と悲しいエピソードを披露した。続けて末っ子キャラ・武田楽鳥役の市川は「犲は登場するタイミングと、仕方がもれなくかっこいいです。ピンチのときに来ますから。高級料理店の料理運びくらい、完ぺきなタイミングで」と独特のアピールで場内を笑わせたが、本広監督から「市川くんを見て頂くと、かなり爆笑できます。全カット、いつも立ち位置を探していますから」と暴露されていた。
「曇天に笑う」は、3月21日から全国で公開。
(映画.com速報)
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