女優の鈴木杏樹(47)と石田ひかり(45)が、30日に放送されたフジテレビ系バラエティ番組『ウチくる!?』(毎週日曜12:00~13:00)で、かつて共演したドラマ『あすなろ白書』の思い出を語り合った。
『あすなろ白書』1993年の月9枠で放送され、鈴木、石田のほか、木村拓哉(44)、筒井道隆(46)、西島秀俊(46)らが出演した青春ドラマ。柴門ふみ氏の漫画を原作に、石田演じる女子大生・なるみを中心とした男女5人のサークル「あすなろ会」の人間模様が描かれた。
この日、『ウチくる!?』のメインゲストで出演した鈴木は、サプライズで登場した石田にびっくり。思い出として、西島演じる松岡純一郎が亡くなるシーンを挙げ、映像を見返しながら「これ、みんな本気で泣いちゃうやつだよね」と涙をぬぐった。
鈴木の「すごく仲良かったよね」に、石田は「私にとって『あすなろ』は特別」と返す。1日20時間ほどの撮影が続く毎日で、鈴木いわく「スケジュールが大変で寝る時間がない。朝から朝までやっていました」。
同番組MCの中川翔子(32)は、木村が石田を後ろから抱きしめて話題になった「あすなろ抱き」に触れ、「あんなことされたら好きになっちゃいませんか?」と興味津々。石田は「大丈夫でしたけど」と笑い、「危なかったですよ。ドキドキしました」と懐かしんだ。
出演者とは今でも交流があり、「昨年か一昨年」には「久しぶりのあすなろ会」で再会。西島が『SMAP×SMAP』にゲスト出演したことがきっかけだったという。鈴木は「ピカちゃん(石田)と私と、ニッシー(西島)、たっくん(木村)、ミッチー(筒井)」とそれぞれ愛称で呼びながら、「奇跡ですよ」と目を輝かせた。
スケジュール調整役の西島がそれぞれと連絡を取り合った。木村はドラマ撮影の真っ只中だったが、「今日巻いたんだ」と誰よりも早く駆けつけたという。また、会場には当時ドラマのプロデューサーで前フジテレビ社長の亀山千広氏の姿も。唯一連絡先を知っていた木村が、「こんなことやってます」と集合写真を送ったところ、亀山氏も飛び入りで参加することになったという。
石田は「二十数年経ってこうやって集まれてすごくうれしかったです」、鈴木は「それぞれのことをテレビで見るとうれしくなる」と回顧。放送後、ツイッター上でも「ほっこり」「懐かしい」と反響が広がっている。
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