第1試合から本気の試合を展開。スワンダイブ式のボディープレスやダイビングセントーンなどの飛び技や、各種関節技、ナックルパートや掌底などの打撃技も多種多様のファイトスタイルで沸かせた。セミファイナルではユンボ島田(島田晴香)がトップロープからエプロンサイドにいる選手に向けてダイブを行うなどアイドルとは思えぬプロレスを披露した。
メインイベントの<パワーストーンズ>ハリウッドJURINA(松井珠理奈)&道頓堀白間(白間美瑠)対<錦糸町道場>チェリー宮脇(宮脇咲良)&ロングスピーチ横山(横山由依)でもガチのプロレス。白間がフィッシャーマンズ・スープレックスを放てば、宮脇はエルボーの連打。横山がニールキックをすれば、JURINAがトップロープからハイフライフローを発射するなど白熱した展開。最後は大歓声の中、JURINAが横山に向け、新日本プロレスのロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの内藤哲也のフィニッシュホールドであるディスティーノのハリウッド式を完璧に決めて勝ち名乗りを受けた。
試合終了のゴングが鳴ると、リング上で全員が号泣。JURINAはドラマ内と合わせてシングルとダブルでベルト獲得となった。しかし、直後にオクトパス須田(須田亜香里)が乱入。JURINAを暴行すると、ベルトを奪い去った。“次”を予感させるアングルに会場はどよめきが収まらなかった。
イベント終了後にJURINAのまま、取材を受けた後、松井珠理奈に戻って「後楽園ホールはリアルにプロレスを見に来ているので生半可な気持ちではできなかった。もし、プロレスファンが見たときに『アイドルがプロレスか』とがっかりさせないような試合をしないといけないプレッシャーを一番、感じていた」とこの日にかけていた思いを熱弁。最後はJURINAに逆戻りし「私は10年に一人の逸材なので、あんなにやっても全く疲れていません」ときっぱり。「いろんな選手と試合していない。また違う選手と試合をしたら違うハリウッドJURINAを見せられる自信がある。とにかく、いろんな挑戦を受けたい」と汗をぬぐっていた。
負けた宮脇は「役との境目がなくなって、負けて相手がベルトを巻く瞬間はホントに悔しかった。人前であまり泣きたくないので、ここまでガチ泣きしたのは初めてかもしれない。現実の世界でも負けを感じることが多いので、勝った達成感を味わいたいと心から思いました」と忸怩(じくじ)たる表情。それでも「今年一番の神イベントになったんじゃないかなっていう実感がある」と充実感をにじませた。
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