ジャズトランペット奏者の日野皓正氏が、東京都世田谷区で20日にあったコンサートの最中、ドラムを演奏していた男子中学生の髪をつかんで顔を往復ビンタしていたことが31日、区教育委員会への取材で分かった。生徒にけがはなかった。
区教委は「生徒がソロパートでなかなか演奏を止めなかったため、進行に支障が出ると日野氏が判断し、中断させた」と説明。「日野氏の行為は行き過ぎた指導だったと捉えている」としている。
区教委によると、コンサートは区教委主催の体験学習で、日野氏らプロ演奏家の指導を受けた中学生約40人が約4カ月練習した成果を披露する場だった。
生徒は保護者に、自分の行動を反省しており今後も演奏活動に参加したいと話しているという。区教委は「今後も事業を実施するため、日野氏側と話し合っていきたい」としている。(共同)
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