ジャズトランペット奏者の日野皓正氏(74)が、コンサートでドラム演奏中の男子中学生の髪をつかんで顔を往復ビンタしたことについて、芸能界から驚きの声があがった。
31日放送のフジテレビ系「バイキング」は日野氏の騒動を取り上げ、男子生徒に手をあげた映像をオンエアした。歌手の山本譲二は「決していい気分はしなかった。そこまでやってもいいのか、ひと様の子どもですからね。子どもを叩いていいのは親だけでしょ。これはやっちゃったかなって思った」と批判した。
日野氏と酒席で一緒になったことがあるというタレントの薬丸裕英は、「本当に温厚なお人柄で、だから映像を観た時にビックリしてしまって。そういう要素が全くない人だから」と驚き、俳優の坂上忍も「超フレンドリー。誰も分け隔てない、明るくて優しくてっていうイメージ」と人柄を語った。その上で「あんなに叩くっていうのがねぇ……。熱い人だっていうのは感じるけど」と戸惑い、自身も子役の演技指導を行っていることから「叩かないし、叩く必要がないし、今のご時世、叩いちゃダメ」とした。
また、お笑い芸人の横沢夏子は「先生からも殴られたことないので、この映像自体、虐待として見ちゃう。なんでこの映像をテレビで流せるんだろうって思うぐらい、結構刺激的な映像に見えちゃう」とコメントした。
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