生きることに不器用な女囚たちが過酷な状況でもたくましく奮闘する群像劇で、「人はなぜ生きるのか?」「幸せってなんだろう?」という真面目なテーマに向き合った笑って泣ける人間ドラマ。宮藤と久々のタッグとなる小泉は「脚本通りに演ずれば面白いこと間違い無しだと思ってます。魅力的な役者さんたちとの共演もとても楽しみです」と期待を寄せる。
小泉が演じるのは、不貞を働いた夫を刺した殺人未遂で女子刑務所にやってきた馬場カヨ。そこで出会う罪人たちが、森下演じる足立明美(違法薬物不法所持)、菅野演じるリーダー的存在の勝田千夏(所得隠しと巨額の脱税)、坂井演じる大門洋子(詐欺と横領)、そして殺人を犯したという夏帆演じる江戸川しのぶら、イタくてかわいらしい女囚たちだった。
そんな彼女たちを見守る厳格な刑務官にして、教官の若井ふたばを演じるのが満島。罪を憎んで生きてきたふたばは、彼女たちを立ち直らせるべく厳しくさまざまな教育を施すが、5人と接するうちに心を動かされていくようになる。そして女囚たちは、ふたばも巻き込んである復しゅう計画を企てることに…。
満島は「3年前、ドラマ『ごめんね青春!』の打ち上げで宮藤さんから『満島さん、次は女囚のお話です。満島さんは人を番号でしか呼ばない看守さん』とオファー?を受けたのが本当になりました。出演者を聞いてうひゃーとなり、脚本はおかしくて読み進めるのが大変でした(笑い止まらず)。わたしの中では、癒し系ドラマになる予感です」とコメント。
宮藤氏の脚本作品に初出演となる菅野も「エスプリと同時に、炸裂感のあるクドカンワールドに自分も参加させていただけることに、ワクワクしています」と胸を躍らせ、「そして、小泉さんとご一緒できるなんて・・・やったー!! 本当にウソみたいで、うれしい気持ちでいっぱいです」とこの作品を誰よりも喜んでいる。
数々のヒット作を生み出した経験から「結局、おばちゃんのお喋りを書いてる時がいちばん楽しいという結論に至りました」という宮藤は「大好きな女優さんの大好きなお芝居が観たい。それがこの『監獄のお姫さま』の核心です」と紹介。「愛すべきカッコイイおばちゃんのおしゃべりと衝動によって転がり続ける無責任クライムエンターテインメント。楽しんでもらえたら最高です」と自信をみせている。
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