小泉今日子、宮藤官九郎と4年ぶりタッグ “逃げ恥”枠で犯罪エンタメドラマ主演 - Crune Blogs

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2017年7月26日水曜日

小泉今日子、宮藤官九郎と4年ぶりタッグ “逃げ恥”枠で犯罪エンタメドラマ主演

 女優の小泉今日子が、10月スタートのTBS系連続ドラマ『監獄のお姫さま』(毎週火曜 後10:00)に主演することが25日、明らかになった。脚本を担当する宮藤官九郎氏とはNHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』(2013年上期)以来4年ぶりタッグで、昨年大ヒットした『逃げるは恥だが役に立つ』や好調スタートを切った放送中の『カンナさーん!』などの“火10”枠に登場。満島ひかり菅野美穂夏帆坂井真紀森下愛子ら豪華女優陣が脇を固め、女子刑務所を舞台にした“おばちゃん犯罪エンターテインメント”を繰り広げる。小泉が同局ドラマに主演するのは、『恋を何年休んでますか』(2001)以来16年ぶりとなる。

 生きることに不器用な女囚たちが過酷な状況でもたくましく奮闘する群像劇で、「人はなぜ生きるのか?」「幸せってなんだろう?」という真面目なテーマに向き合った笑って泣ける人間ドラマ。宮藤と久々のタッグとなる小泉は「脚本通りに演ずれば面白いこと間違い無しだと思ってます。魅力的な役者さんたちとの共演もとても楽しみです」と期待を寄せる。

 小泉が演じるのは、不貞を働いた夫を刺した殺人未遂で女子刑務所にやってきた馬場カヨ。そこで出会う罪人たちが、森下演じる足立明美(違法薬物不法所持)、菅野演じるリーダー的存在の勝田千夏(所得隠しと巨額の脱税)、坂井演じる大門洋子(詐欺と横領)、そして殺人を犯したという夏帆演じる江戸川しのぶら、イタくてかわいらしい女囚たちだった。

 そんな彼女たちを見守る厳格な刑務官にして、教官の若井ふたばを演じるのが満島。罪を憎んで生きてきたふたばは、彼女たちを立ち直らせるべく厳しくさまざまな教育を施すが、5人と接するうちに心を動かされていくようになる。そして女囚たちは、ふたばも巻き込んである復しゅう計画を企てることに…。

 満島は「3年前、ドラマ『ごめんね青春!』の打ち上げで宮藤さんから『満島さん、次は女囚のお話です。満島さんは人を番号でしか呼ばない看守さん』とオファー?を受けたのが本当になりました。出演者を聞いてうひゃーとなり、脚本はおかしくて読み進めるのが大変でした(笑い止まらず)。わたしの中では、癒し系ドラマになる予感です」とコメント。

 宮藤氏の脚本作品に初出演となる菅野も「エスプリと同時に、炸裂感のあるクドカンワールドに自分も参加させていただけることに、ワクワクしています」と胸を躍らせ、「そして、小泉さんとご一緒できるなんて・・・やったー!! 本当にウソみたいで、うれしい気持ちでいっぱいです」とこの作品を誰よりも喜んでいる。

 数々のヒット作を生み出した経験から「結局、おばちゃんのお喋りを書いてる時がいちばん楽しいという結論に至りました」という宮藤は「大好きな女優さんの大好きなお芝居が観たい。それがこの『監獄のお姫さま』の核心です」と紹介。「愛すべきカッコイイおばちゃんのおしゃべりと衝動によって転がり続ける無責任クライムエンターテインメント。楽しんでもらえたら最高です」と自信をみせている。

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