テレビ朝日系で6日放送する特別番組「ビキニ事件63年目の真実〜フクシマの未来予想図」について、副題の「フクシマの未来予想図」を削除したことが2日、分かった。ネット上で批判が相次いだほか、同社にも疑問が寄せられたことが理由。同社広報部は「視聴者のみなさまからご意見をいただく中で、誤解が生じかねないと考え削除することにした」と説明している。
番組では、ビキニ環礁での米国の水爆実験で、広島・長崎に続く「第3のヒバクシャ」となった地域住民や、マグロ漁船「第五福竜丸」の元乗組員らを追跡取材。関係者によると、元乗組員の「あの時、ビキニ事件をうやむやにしたことが、フクシマの悲劇を生み出した」との証言を紹介しているという。
担当したキャスターの公式ブログでは、米国の安全宣言を受けて帰島した島民に甲状腺がんなどの健康被害が相次いだことについて言及。「今も続く放射能汚染の問題。そして帰れない故郷…。それは、福島の問題にもつながってきます」と書かれていたが、同社は、副題やホームページの改訂に合わせて表現を改めたとしている。(共同)
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