「フレッッシュレモン」の愛称で知られるNMB48市川美織(23)が19日、この春をもってグループを卒業すると発表した。AKB48グループの人気楽曲をファン投票で決める「リクエストアワー セットリストベスト100」初日公演で発表した。

 市川はセンターを務めるユニット曲「おNEWの上履き」を白間美瑠(20)梅山恋和(14)と披露。歌唱後、1人だけステージに残って、「頑張る…」と自分に言い聞かせながら決意を明かした。

 「私からお伝えしたいことがあります。私、市川美織は、この春をもってNMB48を卒業します。こんな大勢の皆さんの前で失礼します。約8年間くらいのアイドル生活の中で、本当にたくさのチャンスと生きがいをいただきました。感謝してもしきれない約8年間でした。AKBに入ってNMBにも入らせていただき、スタッフの皆さん、応援してくれたファンの皆さんの応援が、一生の宝物です」

 突然の発表に、ひな壇の山本彩(24)は目に涙を浮かべ、白間は口を開けたままぼうぜんとした。

 今後は芸能活動を続けていく見通しで、「今後も1人の市川美織としての活動を見守って下さい」とファンに呼びかけた。今後の予定については、終演後のSHOWROOMで発表するという。

 市川はAKB48の10期生として10年に加入し、NMB48兼任を経て14年にNMBへ移籍した。「フレッシュレモンになりたいの~」のキャッチフレーズと不思議系キャラでで人気を博し、11年には選抜総選挙で39位に入った。