セガゲームスは、PS4用ソフト「龍が如く 極2」を2017年12月7日に発売すると発表した。価格は通常版が7,590円(税抜)、限定版の極みが11,590円(税抜)。
本作は、2006年に発売されたシリーズ第2作「龍が如く2」を、最新のPS4専用エンジン「ドラゴンエンジン」で蘇らせた“極”プロジェクトの第2弾。シリーズ累計出荷本数950万本を記録した「龍が如く」シリーズの最新作だ。
シリーズ第1作の発売からわずか1年後にリリースされた「龍が如く2」。東京・神室町と大阪・蒼天堀の二大歓楽街を舞台に、かつて“堂島の龍”と呼ばれた伝説の男・桐生一馬と、“関西の龍”と呼ばれる最強の極道・郷田龍司との死闘を中心に描かれ、さらにドラマチックに、さらにスケールアップしたシナリオや、豪快で爽快なアクションバトルなどが好評を博し大ヒットを記録。シリーズのその後の飛躍を決定づけたタイトルでもある。
この伝説のゲームを生まれ変わらせるのが、最新のゲームエンジンである“ドラゴンエンジン”。圧倒的な進化を遂げたグラフィックと、ドラマシーンやアドベンチャー、バトルがシームレスにつながる超快適プレイの実現で、新たな感覚で「龍が如く2」を楽しめる。
もちろん、オリジナル版「龍が如く2」にはなかった新要素も多数追加。新規キャストとして、白竜さん、木下ほうかさん、木村祐一さん、寺島進さんら個性派俳優の出演が決定しており、その確かな演技力と唯一無二の存在感で物語に深みと厚みをもたらす。
PS4向けにイチから作り直された大阪・蒼天堀も大きな見どころで、さらに人気キャラクター・真島吾朗の新規プレイアブルシナリオも本編とは別に追加。オリジナル版では描かれていなかった新たなエピソードが収録されている点にも要注目だ。
プロローグ
消えた100億円を巡る事件から1年が経ち、桐生一馬は、少女・遥と共に慎ましくも幸せな日々を送っていた。
だが、その平穏は1発の凶弾によって破られてしまう。東城会五代目会長・寺田行雄の死。“堂島の龍”と呼ばれた伝説の男は、運命の糸にたぐり寄せられるように、渡世へと戻っていく。
一年前の事件により弱体化した東城会を救うべく、関西に向かう桐生。しかし、そこで待っていたのは、“関西の龍”と呼ばれる最強の極道、郷田龍司と“ヤクザ狩りの女”と呼ばれる刑事、府警四課主任、狭山薫という一人の女性だった。
東京・神室町と大阪・蒼天堀。二大都市を舞台に繰り広げられる覇権を巡る争い。神室町、そして東城会に隠された“語られぬ事件”。そこに秘められた、悲しみ、怒り、恨み。二十数年という時を経て、果たされていく復讐……。
桐生を待ち受ける宿命とは?
隠された過去に秘められた真実とは?
最後に神室町を制するのは関東か関西か?
登場人物紹介
桐生 一馬(きりゅう・かずま) CV:黒田崇矢
元東城会四代目会長。“堂島の龍”の異名を持ち、裏社会では伝説の極道として知られている男。義理堅い性格をしており周囲からの信頼は厚い。現在は堅気となり、最愛の女性・澤村由美の忘れ形見である澤村遥と静かに暮らしている。しかし恩人である風間新太郎の墓参りの際に、東城会五代目会長・寺田が目前で襲撃されたことをきっかけに、関西の極道組織・近江連合との抗争の波に飲み込まれていく。
郷田龍司(ごうだ・りゅうじ) CV:岩崎征実
近江連合直参郷龍会二代目会長。五代目近江連合会長・郷田仁の息子であり、その強さとカリスマ性から“関西の龍”とも呼ばれている。しかし本人は“龍の二つ名は唯一無二であるべき”と考えており、その異名で呼ばれることを嫌っている。目的のためには手段を選ばない性格で、全てを力で奪おうとする反面、仁義に反する行動は良しとしない思想を持つ。関東進出の野望を抱き、東城会のある神室町への侵攻を企てる。
真島吾朗(まじま・ごろう) CV:宇垣秀成
元東城会直系嶋野組若頭兼嶋野組内真島組組長。超武闘派の極道として知られ、“嶋野の狂犬”という異名を持つ。予測不能な行動を取ることが多く、敵だけではなく身内を混乱させることもしばしば。それは桐生からも“アンタだけは読めねぇな”と言わしめるほど。現在はある出来事から組員を引き連れて東城会を離れている。
高島遼(たかしま・りょう) CV:白竜
近江連合直参近江高島会会長。40歳という若さで近江連合執行部の本部長を務めている。頭脳派の極道で、隙のない策謀をもって目的を果たす手腕は郷田会長からも高く買われている。しかしその功績とは裏腹に謀略に耽る彼の表情は読み難く、不可解な行動を見せ始める……。
倉橋渉(くらはし・わたる) CV:木下ほうか
警視庁公安部外事二課課長。階級は警視正で、アジア関連の組織犯罪捜査をしている。神室町で発生した爆破事件を海外組織の犯行とみて、警視庁のマル暴担当である須藤刑事とともに内偵捜査を始める。冷静に捜査を進めていくが、全てを語らぬその表情の裏に何かを秘めているようにもうかがえる。
別所勉(べっしょ・つとむ) CV:木村祐一
府警組織犯罪対策部四課の課長。関西での組織犯罪対策の最高実力者であり通称“マムシの別所”と呼ばれる敏腕刑事。普段は飄々とした雰囲気の男だが、事態を冷静に判断して先を見通すことのできるキレ者。部下の刑事である狭山薫に桐生一馬の身辺警護を命じ、バックアップを行っていく。
瓦次郎(かわら・じろう) CV:寺島進
警視庁公安部外事二課の刑事。通称“鬼瓦”と呼ばれており、普段は沈着冷静で口数の少ない男だが、容疑者を前にすると躊躇なく発砲すると言う荒々しい一面も持ち合わせている。ノンキャリアながら警視庁捜査一課の班長までも務めた敏腕刑事で、一時は伊達の上司でもあったが、20年前に神室町で起きたある事件によって拭う事の出来ない心の闇を抱えてしまう。
舞台紹介
東京・神室町
夢と欲望が集う日本屈指の歓楽街。数多くの飲食店、酒場、娯楽施設が軒を連ね、眠らない街として訪れる人々の尽きない欲望に応え続けている。
大阪・蒼天堀
神室町と並ぶ日本を代表する大歓楽街。来るものを拒まず、食と笑いの文化が根付いた街で、その活気が尽きることはない。蒼天堀川沿いには遊歩道があり、穏やかなひと時を楽しむこともできる。
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