女優鈴木砂羽(45)が30日、都内で、プロデュースしたユニット「港.ロッ区.」の旗揚げ公演となるアカペラ歌劇「ロックの女」(31日初日、東京・赤坂レッドシアター)の会見を主演の椿鬼奴(46)と行った。プロデュースは初めてという鈴木は「こんな気持ち初めて。自分が役者でいる時はこんなにドキドキしたことがなかったのに、本当にドキドキしています。新鮮」と語った。

一方、舞台初主演の鬼奴は「お酒は今日からひかえようと思います」と意気込みを示すと「初主演なので優しい目で見てほしいのと、いよいよ歌手だなというところを見て」とPRした。

昨年9月には、鈴木が初演出の舞台に、出演予定の女優2人が公演前に降板する騒動があった。鈴木は「人生いろいろある。予想もしないことがあって。でも、今、考えると、こういうトラブルがあって、もし自分がプロデューサーだったらどう対処するかとか、そんなことも考えました。役者さんが急にごねたり、泣いたり、叫んだりしたらプロデューサーはどうしたいいのか。ものすごく勉強になりました」と語った。鬼奴には「役者さんがのびのびとやってくれればいい」と語っていた。

女性の刑務所を舞台にした作品。公開稽古には新垣里沙、平田敦子らが参加した。