冒頭で犬飼は「物理学者ということもあって、最初はクールなのかなと思っていたけど台本を読んでいくうちに、ものすごく喜んだり、怒ったり、悲しんだりと非常に人間くさい部分がたくさんある。視聴者のみなさまに愛されるような桐生戦兎を精一杯、演じさせていただきます」とあいさつ。堂々としたあいさつに司会から緊張してないのではと水を向けられたが「(心臓が)バックバクです」と苦笑いだった。
新ライダー決定はドッキリ風に伝えられたという。「マネージャーさんに普通にご飯行こうよって言われて、何の気なしにご飯に行くとパッと台本を渡されて『これ、仮面ライダーの台本だから』って」と回想。食事が喉を通らなかったのではと振られると「今まで食べた中で1番おいしかった」と笑顔を見せ、「喜びというよりは驚きの方が大きかった。帰り道で喜びがこみ上げてきた」と振り返っていた。
今作は仮面ライダーのフォルムの評価も高い。犬飼は「ノーマルのフォルムが兎と戦車と聞いていた。見てみると想像の斜め上を行くかっこよさだった」とこれから1年、共に戦う“相棒”をベタ褒め。「仮面ライダーもジュノンもそうなんですけど、先輩方が築いた偉大な歴史をしっかりと、そのバトンをつないでいかないといけない」と意気込み、最後は「新・仮面ライダービルドは、仮面ライダーの新たな歴史を“ビルド”します」と宣言していた。
主人公・桐生は、平成ライダー史上最高のIQを持つ天才物理学者。「さあ、実験を始めようか」を合図に、目の前に立ちはだかる敵に合わせて2つの成分の組み合わせを「実験」しながらあらゆる姿に変身し、「ビルド」の名にふさわしい「勝利の法則」を作り出して、敵を駆逐していく。仮面ライダービルドは、変身ベルト「ビルドドライバー」に、変身アイテム「フルボトル」を2本装填して変身。フルボトルには「動物」や「機械」など、多種多様な成分がこめられており、それらの能力をボディに宿して戦うことができる。
物語は、火星で発見された謎の箱「パンドラボックス」を開こうとした瞬間、突如出現した巨大な壁からはじまる。「スカイウォール」と呼ばれる壁によって、日本列島は3つに分断され、それぞれに「東都」「西都」「北都」という首都が生まれた。そのうちの「東都」には「スマッシュ」と呼ばれる未確認生命体が出現し、人知れず人類を窮地に追い込んでいた。そのスマッシュの前に立ちはだかる一人の青年、その腰にはベルトが巻かれ、彼の手には不思議なボトルが握られていた。天才物理学者でもあるその青年は、仮面ライダービルドに変身して、スマッシュに立ちむかう。
また、15年スタートの『仮面ライダーゴースト』の西銘駿(19)は27回(2014年)で、前作の『仮面ライダーエグゼイド』の飯島寛騎(20)は28回(2015年)でグランプリに輝いており、3年連続で、ジュノン・スーパーボーイ・コンテストのグランプリが仮面ライダーに主演することになった。
会見には万丈龍我役の赤楚衛二、石動美空役の高田夏帆、内海成彰役の越智友己、滝川紗羽役の滝裕可里、氷室幻徳役の水上剣星、石動惣一役の前川泰之も参加した。
続きを読みます http://www.oricon.co.jp/news/2095023/full/
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