“プレイボーイ”な生き方で
一時代を築いたヘフナー氏
写真:AP/アフロ
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[映画.com ニュース] 米PLAYBOY誌の創刊者で実業家のヒュー・ヘフナー氏が9月27日(現地時間)、米カリフォルニア州ロサンゼルスの自宅「プレイボーイ・マンション」で老衰のため死去。91歳だった。
プレイボーイ・エンタープライゼズの発表によれば、ヘフナー氏は家族や友人に見守られながら息を引き取ったと、米ハリウッド・レポーターなどが報じている。PLAYBOY誌のTwitterアカウントには、「人の夢を生きるには人生は短すぎる」というヘフナー氏の名言が添えられた写真ととともに、「アメリカの象徴であり、プレイボーイ誌の創刊者であるヒュー・M・ヘフナーが今日この世を去りました」と投稿された。
へフナー氏は8000ドルの資金をかき集め、1953年にマリリン・モンローのヌード写真を掲載したPLAYBOY誌を創刊。その後、PLAYBOY誌と自らの派手なライフスタイルを通じて、60年代の性の革命(セクシュアル・レボリューション)を代表する人物となったことで知られる。映画やTVシリーズのカメオ出演も多く、「ビバリーヒルズ・コップ2」「SEX AND THE CITY」「ラスベガス」などに顔を出し、テレビアニメ「シンプソンズ」や「ファミリー・ガイ」では本人役の声優で務めた。
プレイボーイ・エンタープライゼズのチーフ・クリエイティブ・オフィサーを務める息子のクーパー・ヘフナー(26歳)は、「父は、メディアやカルチャーの先駆者として、私たちの時代の最も大きな社会的かつ文化的ムーブメントで言論の自由や市民権、性の自由を擁護する旗振り役として、並外れた影響力のある人生を送りました」と声明を発表。同誌のモデル「プレイメイト」として活躍したパメラ・アンダーソンは、目元に涙をにじませ額を押さえた自撮り写真をInstagramに投稿し、「さようなら。あなたのおかげで、今のわたしがいます。あなたは自由と尊敬について大切なことをすべて教えてくれました」と追悼した。
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