番組終盤、5年間コンビを組んだ小倉智昭キャスターから「きょうは怜ちゃん、本番前から涙が止まらなかった」とバラされつつ、これまでを振り返るVTRを放送。VTRがあけると、すでに目をはらした状態で「短いような長いような。(番組を)やめるとわかって、こんなに『とくダネ!』が大好きだったんだなって、初めてわかりました」としゃくりあげながら思いを述べた。
小倉は「もっと早く気づいてほしかったな…」と鋭くツッコみ、スタジオに笑いが起きたが「怜ちゃんは本当に成長した」と目を細め、パートナーをたたえていた。
エンディングでは、スタッフ、出演者ら数十人がスタジオに所せましと集結し、卒業の花道を飾った。小倉から改めて心境を問われると「(卒業することに)正直ゆれる気持ちもあって、いさぎよくない人間だと思いますけど…」と再び涙。小倉は「これほどの番組を自分の意志でやめると言ったのは、怜ちゃんの芯の強さ」とフォローした。
最後は、小倉から「毎日怜ちゃんが隣りにいて、笑顔を見ると本当に救われた。これからも元気で頑張ってくださいね。いつでも遊びに来てください!」とはなむけの言葉。菊川は「みなさん、ありがとうございました!」と頭をさげ、カメラにピースサインで視聴者に別れを告げた。
東京大学工学部建築学科出身の菊川は、20歳でモデルデビュー以来、女優業をメインにバラエティーやドキュメンタリーなどさまざまジャンルで活躍。2002年10月〜09年9月に『真相報道 バンキシャ!』(日本テレビ)キャスターを経て、2012年7月2日より『とくダネ!』MCに就任した。
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