脚本は『メッセージ』で2017年アカデミー賞脚色賞にノミネートされたエリック・ハイセラー氏が担当。また、アニメ版映画のプロデューサー・川村元気氏が、実写版でもプロデューサーとして開発に参加し、日本配給は東宝が担当する。
『君の名は。』は、夢の中で“入れ替わる”少年と少女の恋と奇跡の物語が世代を超えて支持され、邦画興行収入歴代2位(興行通信社調べ)を記録。美しい色彩の“新海ワールド”や、神木隆之介、上白石萌音ら声優陣の熱演も光り、RADWIMPSによる主題歌「前前前世」などを収録したサウンドトラックも大ヒットした。
実写版をプロデュースするエイブラムス氏は、映画とテレビ、どちらの分野でも活躍し、監督のみならず、製作者、脚本家としての才能をあわせもつマルチクリエーター。伝説的SFシリーズ『スタートレック』(09年)のリブートを手がけ、『スター・ウォーズ/エピソード9(仮題)』(2019年12月20日 全米公開予定)の監督・脚本を務めることが発表されている。実写版では、エイブラムス氏と共に、リンジー・ウェバー氏もプロデュースを担当する。
アニメ版の原作・脚本も務めた新海監督は「『君の名は。』は、日本に暮らす僕たちのローカルな想像力、ドメスティックな技術で組み立てた映画です。そういう作品がハリウッドと交わることで、もしかしたら新しい可能性のようなものを見せてもらえるのかもしれない──そんな期待をしながら、完成を楽しみに待っています」と話している。
プロデューサーの川村氏は「これ以上ない、夢のようなチームになりました。J.J.エイブラムスさんが『君の名は。』をハリウッドで実写化したがっていると聞いたときは信じられない気持ちでした。バッド・ロボットで彼と会って話すまで『これは夢だ、きっと夢に違いない』そう思っていたのですが、どうやらこれは現実のようです」と喜び。実写化にあたり、「J.J.エイブラムスさんと彼のチーム以上のクリエーターはいないと思います」と信頼を寄せている。
東宝の島谷能成社長は「日本が誇る『君の名は。』をハリウッド最高のクリエーターの方々と一緒に実写化する機会を楽しみにしています」とコメント。東宝は、日本のIP(知的財産)を基にした海外との共同製作・リメイクを進める専門チームを立ち上げており、今後、同様の案件を増やしていく予定だという。
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