日本音楽著作権協会(JASRAC)が外国映画音楽の上映権使用料の値上げを映画館側に求めていることを受けて、映画館などで作る全国興行生活衛生同業組合連合会(全興連)は29日、「使用料が不当に低廉に抑えられているという認識は誤っている」とする見解を公表。「JASRACが主張する使用料が実際に徴収されれば、各社の存立基盤は大いに揺らぐ」と主張した。
JASRACは8日の会見で、欧州の多くの国は興行収入の1~6%を徴収しており、ヒット作でも18万円の定額を基本とする日本は「著しく低廉」だと指摘。「興収の1~2%を徴収したい」と主張した。
これに対し全興連は、興収ベースで使用料を支払っている国は「欧州諸国を除いてほとんどない」と反論。また映画館の営業利益率は非常に低く、興収の1~2%では利益の3分の1から半分を徴収することになるとした。
JASRAC広報部は「私たち…
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