『花とゆめ』(白泉社)で2013年から連載されている福山リョウコ氏の同名漫画が原作。突然姿を消した幼なじみに想いを届けるために歌い続けているヒロイン・ニノ(中条)と、彼女の歌声に惚れ込み、彼女を想って曲を書き続ける青年・ユズ(志尊)、そして幼い頃いつも一緒にいたニノをなぜか頑なに拒絶し続ける、ミステリアスな幼なじみ・モモ(小関)の、不器用でピュアな“片恋”ストーリーを描く。
主演を務めた中条は「卒業式の日のお母さんってこんな感情になるんだろうなという思いです。こんなにたくさんの人に観ていただけるのはうれしい」と初日を迎えた思いを語った。ちょうど1年前のきょう、真野が演じる深桜とのジョギングシーンを撮影していたそうで、「ニノと深桜の友情が描かれている数少ないシーンで、女の子同士のいい意味でのライバル、友情ってすてきだなと、完成した作品を観た時に感じたことをいまでも覚えています」と振り返った。
さらに、中条は「でも、あのシーンの撮影で、なぜか私だけ呼び出されて、『お前、ちゃんと走れ!』って、監督にめっちゃ怒られた」と訴えると、監督は「ペタペタ走っていたから、それが気になって。『ちゃんと走ってね!』って言ったつもりだったんだけど…」と弁解し、苦笑い。
志尊は、本作について「登場人物全員が、誰かに対して、何かに対して強い信念を持って思い続けています。それが成長につながったり、自分の道になっていくというのをすごく感じました」と語り、「この作品を観て、皆さんの何かのきっかけになってもらえたらうれしい」とコメント。小関は本作の見どころの一つでもある歌と音楽について触れ、「MAN WITH A MISSIONさんが提供してくださった曲はもちろん、全体的に甘いメロディがたくさん散りばめられている。ストーリーを盛り上げていく音楽のパワーを感じて欲しい」とアピールした。
“ずっと伝えられない思いを、歌や音楽にのせて届ける”という本作にちなみ、キャスト同士、それぞれがいまだから言える本音を明かすことに。磯村は杉野に対して「オネエ言葉を使う役だからなのか、現場では女っぽいところがあって。ボディタッチが多いし、距離も近い。さっきも携帯をイジっていたら、隣で耳にフーフーしてきた」と暴露。その磯村に対し志尊は「撮影合間によく面白いことを言ってくれていたけど、10回に8回はスベっていた(笑)」。MCから「どんなスベリ芸なんですか?」とムチャぶりされた、磯村は『覆面系ノイズ』に絡めた一発芸を披露し、会場の失笑を誘う見事なスベリ芸を見せていた。
中条から“お尻のニキビ”を暴露された志尊は「移動が多かったので、お尻におニキビができてしまって、お座りになると、お痛くなっちゃんたんです」と明かし、「今は無事に治りまして、正常なお尻でやらせていただいております!」と満面の笑みでアピールするも、監督から「初日にお尻の話するの、やめてもらっていい?(笑)」とツッコミを受けていた。
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