ロックバンドのチャットモンチーが11月24日、2018年7月に解散すると発表した。
解散は、2017年3月〜7月の全国ツアー中に決定したという。
メンバーはコメントで、「チャットモンチーという名前を脱いだ方が新しいところへいけるのではないかと思い始めました」と解散理由を記している。
チャットモンチーは、2000年に橋本絵莉子(ボーカル/ギター)が中心になり、メンバーの地元・徳島で結成。2005年にメジャーデビューし、2006年にシングル『シャングリラ』がヒットし、若い世代から支持を集めた。2011年にドラムの高橋久美子が脱退したあとは、橋本と福岡晃子(ベース/コーラス)のツーピースバンドとして活動していた。
メンバーのコメント全文は以下のとおり。
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チャットモンチー完結のお知らせ
この度私たちは、2018年の7月をもってチャットモンチーを完結させようと思います。
今年の全国ツアー中、ツアーが終わったら次にどういうことをやろうかと考えているうちに、チャットモンチーという名前を脱いだ方が新しいところへいけるのではないかと思い始めました。
これから先、長くなるであろう音楽人生を思うと、チャットモンチーというバンドにとどまらなくても、私たちには新しくてワクワクするような音楽が待っているような気がしているのです。
次はこれ! というような具体的な構想は今のところないのですが、未来に想いを馳せながらしばらくは2人とも互いの日々を大切に過ごしたいと思います。
チャットモンチーとしてデビューして今年で12年。
3ピースバンドとして駆け抜けた三人官女時代。
2ピースバンドとして駆け抜けた二匹オオカミ時代。
男陣、乙女団とともに駆け抜けた大人青春時代。
そしてもう一度2人に戻って機械と取っ組みあったメカニカル時代。
どの時代にも、噓偽りない色んな感動があり、そこで生まれた曲たちは私たちの一生の宝物です。
私たちは何度も変身を繰り返してきましたが、どの変身も不安より期待の方が大きいものでした。
でも今回の変身(というか脱皮)は正直、不安と期待が同じくらいあります。
だからこそ直感を信じ進んでいきたいと思います。
こんな私たちを愛してくれた皆さま、曲を聴いてくれて、ライブに来てくれて、本当に本当にありがとうございました。
しかし、ただでは終われない私たちですので、また元日にいろいろ発表しますね。
笑顔でゴールテープを切る日まで、よろしくお願い致します!
チャットモンチー
橋本絵莉子 福岡晃子
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