指原は「私からお知らせがあります」と切り出すと、「今日をもちまして、STU48との兼任と、支配人を終わることになってしまいました」とSTU48からの脱退を表明。会場がどよめくなか、「1stシングルのMV撮影や握手会に、自分のスケジュールの都合上、全部参加ができないというのがあったのと、みんながツアーをやっているのをニコ生で見て、正直自分の中で忘れていたものをすごく思い出して」と説明した。
続けて、キャプテンの岡田奈々(AKB48兼任)とメンバーの関係性に刺激されたことを明かし、「なぁちゃん(岡田)とみんなの関係を見てたら私ももう一回HKT48と向き合わなきゃいけないと思いました。なぁちゃんとの関係が本当にステキだなって思ったので。STU48はきっとこれからHKT48のライバルになるから協力できないって思ったの(笑)。それくらいみんながすごかったから」と笑いを交えながらもHKT48を立て直す決意もにじませた。
STU48として活動する期間はわずかだったが、「今日、公演をやってみんなと合間にしゃべったりして、辞めるのが惜しいなって思ったりもして、もう少し思い出も作りたかったし、みんなに教えたいこともあったし、見たい景色もあったし、教えてもらうこともいっぱいあったしって思う」と未練も。それでも「私はHKT48に専念したいと思います」と宣言し、涙をぬぐうメンバーの姿もあった。
AKB48グループの中でHKT48とSTU48は現状、専用劇場がないことから、「HKT48とSTU48、どっちが先に劇場ができるか勝負ということで(笑)。私はどっちも早くできることを祈ってますので(笑)。突然の発表になってしまってごめんなさい。今日はラストSTUとして頑張りますのでよろしくお願いします」と報告を締めくくった。
指原は今年2月、ニッポン放送『AKB48のオールナイトニッポン』に電話で生出演し、STU48劇場支配人の打診を引き受ける交換条件としてメンバーを兼任することを発表していた。
STU48は当初、11月1日にメジャーデビューすることが発表されていたが、「現状、まだ船上劇場を発表できる段階ではなく、メジャーデビューするタイミングとして適当ではない」と判断したとし、来年1月31日に延期。指原はデビューシングルの選抜メンバーに選ばれ、2列目のポジションに入ることも決まっていたが、デビュー前の脱退となった。
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