King＆Princeの平野紫耀（21）が30日、都内の宝仙学園中学高等学校で、主演映画「ういらぶ。」（佐藤祐市監督、11月9日公開）のハロウィーンパーティーに出席した。

グループのメンバー岩橋玄樹（21）が幼少期から抱えてきたパニック障害の治療に専念するため、11月初旬から一時休養すると発表されたばかり。平野は冒頭で「本当に突然のことで、ファンの皆様や関係者の皆様にご心配とご迷惑をお掛けしたこと、申し訳なく思っています」と一礼して謝罪。「彼は『絶対に戻ってくる』と言ってくれたので、彼の病気のことを理解しつつ、彼が戻ってきやすい環境を、すぐに戻ってこられるよう保ってあげたい。これからもKing＆Princeを、彼が戻ってくることも応援してくださるとうれしいです」と話し、生徒から激励の拍手を浴びた。

イベントはサプライズで行われ、生徒が集まる体育館に共演の桜井日奈子（21）と登場すると黄色い歓声を浴びた。平野は「『ヤンキーの方から怒鳴り声を浴びたらどうしよう』と不安だったけど、ヤンキーの方はおらず、声援で迎えてくれてうれしい」と話して笑顔を見せた。

映画では、平野と桜井が互いに好き同士なのに思いを伝えられない幼なじみを演じている。ステージに上がると「課外授業」と題して、作品にちなんだフレーズ「大好きすぎて好きって言えない（I　love　you　too　much　to　say　I　love　you）」を英語で披露した。「英会話教室に2年間通っていたけど、覚えた英語はオクトパスだけ」という平野だが、なんとか言ってのけると「キャー！」と悲鳴を浴びた。

また、この日10月30日は「初恋の日」。平野は幼稚園の先生が好きだったという初恋のエピソードを明かし、「40歳くらいのお母さんレベルの先生だったけど、包容力にやられました。怒る時はビンタされたり、本気で怒ってくれた」と懐かしそうに話した。佐藤監督は「意外と守備範囲広いんですね」と笑っていた。